MERRY ROAD・未来へ続く希望への道

 

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた
渋谷区文化プログラム
MERRY SMILE SHIBUYA 2020 
2日目スタート!

みんな笑って、ハートフル。
ワンダフルな体験がいっぱい!

1日目に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、
渋谷・宮下公園でのリアル開催内容を変更し、
宮下公園をスタジオ化させ、
無観客でのステージライブ配信、及び、一部展示を実施いたしました。

現在もイベント公式サイトから見逃し配信をご覧いただけます。
是非ご覧ください。

<イベント公式サイト>
https://www.merrysmileshibuya.online/

2日目のオープニングアクトを担当したのは、
超天然ロックンロールバンド「サルサガムテープ」。
今回は特別編成のアコースティックバージョンでお届けしました!

サルサガムテープは、
NHKの番組「おかあさんといっしょ」5代目歌のお兄さんとして活躍されていた
かしわ哲さんが、神奈川県の福祉施設を利用する方々に呼びかけて結成されたバリアフリーロックバンド。
ひたすらカッコいいロックを求めて25年突っ走っています!

  

1日目に続き、ブリリアントマーメイドの子どもたちによる渋谷チアダンスのステージ。
シブヤフォントの応援タオルを使ったパフォーマンスや、
ソーシャルディスタンスを守りながら、
世界中の子どもたちの笑顔の傘を使った
ダンスパフォーマンスを披露してくれました。
子どもたちのはじける笑顔とダンスにパワーをもらいました!

続いて登場したのは、國學院大學全學應援團。
1941年に創團された、とっても歴史深い応援団。
清潔、優雅、華麗をモットーに掲げた、伝統の応援パフォーマンスを
2020スペシャルバージョンで披露していただきました。

ダイナミックな演舞に合わせて、太鼓が会場に響き渡り、
来年に向けたエールを渋谷から世界へ発信しました。

そして渋谷画劇団による「パラリンピック紙芝居」のはじまりはじまり。
このパラリンピック紙芝居は、渋谷区のパラリンピック競技を楽しく伝える
渋谷区公認事業として幼稚園や小学校を巡業しています。

今回は「車椅子ラグビー」について、
ヤムちゃんとかみはるさんが
パラリンピックの魅力を楽しく、
お話やクイズを交えながら口演してくれました。

かみはるさんは、右足の股関節に先天性股関節脱臼があり、
日本で唯一の障がい者プロ紙芝居師として活動されています。
元吉本芸人であるヤムちゃんは、明るいキャラクターで、
子ども達を笑わせ、唸らせる巧みな話術!

まさにこの紙芝居は、
エンターテインメント(娯楽)と
エデュケーション(教育)を織り交ぜた
「エデュテインメント紙芝居」。

渋谷区のパラリンピック競技への理解とともに
来年の大会に向けて、楽しく笑顔で、学ぶことができました!

「みんなで知る・学ぶ・体験するMERRY BEYOND で daijobu!トークイベント」がスタート。

「MERRYビヨンド宣言」は、
「国籍も年齢も性別も障がいの有無も関係なく、
みんなで多くのことを協力して乗り越えて(ビヨンドして)未来に向けて、
笑顔で生きていこう」という主旨で、 未来への共生社会の実現のために必要なことを、
それぞれの思いを言葉にして発信しました。

今回の文化プログラムイベントに合わせ、
笑顔の共生社会への実現に向けた「MERRY2020ビヨンド宣言」を
日本をはじめ世界中の多様な方々からメッセージをいただきました。

メッセージ参加者・順不同・敬称略
渋谷区長谷部健区長/ビヨンドガールズ小澤綾子/車椅子インフルエンサー中嶋涼子/パラリンピアン花岡伸和/ジェンダーレス女子じょん/盲目のアコーディオニスト新居草太/パラ草の会・高橋千善/フランス人留学生コルドコリン/MERRY PROJECT 水谷孝次 )

そしていよいよトークイベントがスタート。
今回、多様なゲストとして、
盲目のシンガーソングライター栗山龍太さん、元パラリンピック陸上選手の花岡伸和さん、
フランスからの留学生コルドコリンさんにお越しいただきました。

渋谷区の長谷部区長と取り組んできた 
「daijobu PROJECT」のプログラムは
渋谷区内の小学校などでも実施してきたワークショップです。

daijobuという一言は、相手の様子を伺う時や心配する時、励ます時、やさしく断る時など、
様々なニュアンスで使われる言葉ですが、その全てに共通するのは、相手の様子を見ながら、どんな状況かな?
どんな気持ちかな?と想像する思いやりの気持ちです。

「だいじょうぶ」のひと言で、私たちはごく自然に円滑で
やさしいコミュニケーションを生み出しているんですね。
そんなおもいやりの心を、「一人ひとりの行動」に落とし込んで
まちづくりに活かすのが、このdaijobuプロジェクト!

例えば、目の前の人に関心を持ち「daijobu?」と思いやって声をかけて
相手を助けるための「アクション」を提案すること。
たったひと言の声がけと、おもいやりのアクションは、いつでもどこでも
誰にでも出来る、小さな「ユニバーサル・デザイン」なのです。

そこで今回のトークでは、
誰もが実践できる「車椅子ユーザーへの声がけ」「視覚障がい者への声がけ」
とおもいやりのアクションを皆さんに知っていただくために

「車椅子を使って生活していて不便なこと」
「視覚障がいで大変なこと」
こんな場面で助けがあると嬉しい、というエピソードを伺いました。

ゲストのみなさんからは、
車いすで買い物の時、困ったこと、ジェンダーレスでトイレで困ったこと、
視覚障がいで困ったこと、フランスと日本のユニバーサルマインドの違いについて
様々なお話を伺いました。

この「みんなで知る・学ぶ・体験するMERRY BEYOND で daijobu!トークイベント」の
詳細レポートは後日、更新いたしますので、どうぞお楽しみに。


今回のゲストの一人である
盲目のシンガーソングライターの栗山龍太さんに
歌を披露していただきました。

栗山龍太さんは、11歳のときに病気で全盲となりましたが、
点字で勉強し、筑波大学に合格、鍼灸(しんきゅう)あんまマッサージの資格を取得。
さらに筑波大学理療科教員養成施設に入学、
現在、横浜市立盲特別支援学校にて鍼灸手技療法(しんきゅうしゅぎ)はじめ、医療系全般の教員をしています。
2009年、結婚し子どもが生まれたのを機に、長年の夢であったアーティストを目指すことに。
2010年11月にデビューライブを果たし、2010年国際フォーラム・ゴールドコンサートで入賞。
現在、教諭として働く傍ら、シンガーソングライターとして、盲導犬のアンジーとともにステージに立っています。

栗山龍太さんには、
2019年世界初、ブラインド・セーリングで米国のサンディエゴから日本の福島県小名浜港まで
無寄港太平洋横断に成功した岩本光弘さんの応援ソング
「Dream Weaver」を歌っていただきました。

詳しくはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=jx0MjBWnLnM&feature=emb_logo

ブラインドセーリングとは、視覚障害者が、晴眼者(目の見える人)から風向きなどの情報を聞きながら、
ヨットの舵と帆を操って航行するという競技。
岩本光弘さんは、このブラインド・セーリングの第一人者。

2019年4月20日、サンディエゴを出港してから54日間3時間4分後に、
「ドリーム・ウィーバー」は福島県小名浜港に到着。
航海距離1万3000キロに及ぶ大航海。

サンディエゴから日本の小名浜港まで道なき道を何日も何日も目の視えない者が
海を渡るという想像もつかないような挑戦。
栗山さんは、心からエールを贈りたいと思い、この曲を歌ってくれました。

また来年のオリンピック・パラリンピックの開催に向けて
パラリンピック応援ソングである「リアルビクトリー」を歌っていただき、
ゲストのみんなで笑顔の傘を開き、会場を盛り上げました。

ワールドノウズの庄司さんには、
今回、アールブリュットギャラリー展示を行なっていただき、
2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた
アートペインティング作品を披露していただきました。

今回、出演者の方々に楽しんで頂くため、
1日目に登場した直径10メートルの笑顔のドレスと
オリパラのマスコットキャラクターである
ミライトワとソメイティと一緒に写真が取れるフォトブースが登場!

渋谷区文化プログラム「パラリンピック紙芝居」を実施していただいた
「渋谷画劇団」のヤムちゃんとかみはるさん、パラリンピアンの花岡伸和さんと一緒ににっこり!

いよいよ「みんなで踊ろう!HAPPYカムカム!」の時間です。

今回、ブリリアントマーメイドの子どもたちも一緒になって参加してくれました。
サルサガムテープのダンサー GASEさんによる
ダンスレクチャーを見ながら、子どもたちが踊る姿がとってもMERRY!
是非、みなさんも動画を見ながら一緒に踊ってみてくださいね。

<HAPPYカムカム レクチャー動画>
https://www.youtube.com/watch?v=Mlvo9W-lj-8

いよいよフィナーレが近づいてきました。
サルサガムテープのみなさんが再登場!

障害がある、ないなんて関係ない。
究極のバリアフリーを目指すロックバンド・サルサガムテープ。

サルサガムテープというバンド名は、
ポリバケツにガムテープを貼った手作り太鼓で、
ラテン系リズムセッションを始めたことから名付けられた楽器で
25年以上にわたり観客を魅了してきました。

このサルサガムテープの象徴とも言える
ガムテープ太鼓を、出演者の皆さんと一緒に
ペットボトルマラカスで叩きながら、ステージを盛り上げていきました。

 

これまで、新型コロナウイルス感染症防止のため、
ライブを中止していたサルサガムテープ。

今回は久しぶりのライブでしたが、
メンバーの中には、入居している施設から出られず練習に参加できない人もいた。
そんな中、コロナ禍で会えない人たちの心をつなげた
新曲「アイタイ!」に思いを込めて、歌っていただきました。

多くの人が混ざり合うダイバーシティインクルージョンライブ。

ちがいを知って、越えて…
みんなの笑顔をつないで、2020年とその先の未来へ、
音楽に「希望」と「平和」の想いを乗せて、渋谷から発信しました。

MERRY SMILE SHIBUYA 2020に出演した
サルサガムテープの様子は、
12月2日NHKハートネットTVにて
「叫べ、“アイタイ”を!~あるロックバンド コロナ禍の日々」
で放映される予定です。是非ご覧ください。

<詳細はこちら>
NHK Eテレ/ハートネットTV
「叫べ、“アイタイ”を!~あるロックバンド コロナ禍の日々」
放送予定日:2020年12月2日(水) 午後8:00~午後8:30
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1586/

イベントの最後を締めくくるのは「MERRYビヨンド宣言」。

笑顔の共生社会に向けて、
2020年、そしてその先の未来にも続いていくように
今回、多くの方々からメッセージをいただきました。

渋谷区を代表して長谷部区長から、
開会式に続き、閉会式でもメッセージをいただきました。

長谷部区長からは
「ちがいをちからに変える街 シブヤ を目指していきます」
というビヨンド宣言。

そして企画・運営を務めたMERRY PROJECT水谷孝次からは
「みんなの笑顔で協力して、未来への希望と平和をデザインすることです」

盲目のシンガーソングライターの栗山龍太さんからは
「これまでの経験を生かして、みんなにちからを与えていける存在になっていきたい」
というメッセージを発信しました。

最後に総合MCを務めていただいた小澤綾子さんからのビヨンド宣言。
「誰もがちがいを楽しんで、みんなが自分らしく楽しんで生きていける社会を
皆さんと一緒にこの渋谷区から作っていけたらと思います!」
という言葉をいただきました。

「MERRYビヨンド宣言」をした後、
笑顔の共生社会に向けて、出演者みんなで笑顔の傘を開きました。
「世界中の子どもたちの笑顔は、未来への希望です。みんな笑って、ハートフル!」

東京2020オリンピック・パラリンピック大会、
その先の未来へ続く希望への道、
MERRY ROADの先には、
いっぱいの笑顔があふれることを願って…

今回は、このコロナ禍の中、本当に多くの皆様にご協力・ご尽力いただき、
イベントを成功裏に終了することができました。

出演者の皆さん、スタッフの皆さん、企画に携わった皆さん、
そして2日間に渡り、障がいのある出演者のサポートをしていただいた
ボランティアスタッフのみなさん、ありがとうございました!

来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、
素晴らしい仲間たちと一緒に歩んでいけること、心から感謝申し上げます。
みんなで東京2020大会を盛り上げていきましょう!

 

2020年11月21日(土)22日(日) 渋谷・宮下公園にて開催した
「MERRY SMILE SHIBUYA 2020」について、
様々なメディアに掲載していただきました。

<オンラインでライブ見逃し配信中!>
東京2020オリンピック・パラリンピック
競技大会公認/渋谷区文化プログラム
「MERRY SMILE SHIBUYA 2020」
11月21日、22日の二日間、
宮下公園をスタジオ化させ、無観客にて開催いたしました
「MERRY SMILE SHIBUYA 2020」ですが
多くの関係者の皆様のご尽力やご協力により
無事に終了しました。ありがとうございました。

フィナーレでは、笑顔の共生社会に向けて
「MERRYビヨンド宣言」をした後、
出演者みんなで笑顔の傘を開きました。
 
東京2020オリンピック・パラリンピック大会、
その先の未来へ続く希望への道・
MERRY ROADの先には、いっぱいの笑顔があふれることを願って…
 
現在、イベント公式サイトにて
ライブ配信動画の記録がご覧いただけます。
見逃し配信期間終了後は、
渋谷区公式YouTubeにて「完全版」を配信いたします。

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1日目/11月21日(土)  
①11:00~13:00
https://player.vimeo.com/video/472937171

※1日目13:00~13:50のプログラムは、後日「完全版」を配信いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
●2日目/11月22日(日)
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
現在、見逃し配信がごらんいただけますが、
1日目は途中、通信障害トラブルにより
13時~13時50分のプログラムを配信することができず、
楽しみにしていただいた皆様、申し訳ありませんでした。
 
後日、渋谷区YouTubeチャンネルにて
「完全版」を配信予定です!
配信スタートまで、今しばらくお待ちください。
 
またイベント公式サイトでは、
当日配信していた動画や
様々なオンラインブースのコンテンツを
展開していますので、是非ご覧ください。
 
→公式オンライン会場はこちら
https://www.merrysmileshibuya.online/

主催:渋谷区
企画・運営:NPO法人MERRY PROJECT

監修・アートディレクション:水谷孝次(水谷事務所)
編集・デザイン:柄本綾子/金田あさみ(水谷事務所)
イラストレーション:金田あさみ(水谷事務所)
コピーライティング : 立古和智(fridge Inc. )
音楽:金田一郎

SPECIAL THANKS(敬称略・順不同)
司会MC:小澤綾子・Shiho・じょん
手話翻訳:ケーマトーマ

國學院大學/帝京短期大学/東海大学/青山学院大学/実践女子大学/聖心女子大学/津田塾大学/文化学園大学短期大学部/日本赤十字看護大学/シブヤフォント/任意団体コオフク/渋谷パラ草の会/ワールドノウズ庄司世知/富士通「ONTENNA」/新居草太/金澤翔子/ブリリアントマーメイド/BEYOND GIRLS/更紗ダンシングパーク/Soul & Beat TEN-CHI-JIN/サルサガムテープ/栗山龍太/渋谷画劇団/手話劇団「はーとふる♡はんど」/Shibuya Iries/チーム祭/チーム内田/ゼロックス東京/日本写真芸術専門学校/東京モード学園

PHOTO:MERRY PROJECT・平野昌子・石井靖彦・関田元一・髙橋範行・前田百葉・カイ

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