MERRY COLUMN メリーコラム

Vol.340 2011.01.14 FRI

阪神淡路大震災からの復興を記念し、
2001年~2003年に神戸市民の笑顔を紹介したイベント
「MERRY IN KOBE」から10年。復興の笑顔に再会。
当時4歳だった穂花ちゃんは、中学2年生の14歳に成長していました。
笑顔の傘を穂花ちゃんに見せると、懐かしながらも恥ずかしそうにニコニコと笑って、
「将来は看護士になりたい」と夢を語りました。

当時、MERRY IN KOBEのオープニングパーティに来てくれた穂花ちゃんは
とても小さく可愛くて、 ずっと足にしがみついて離れなかった。
その女の子がこんなにも大きくなり、
お母さんと弟さん、おばあちゃんの家族ぐるみ4人で来てくれました。

この10年。
神戸はどのように復興したのか…。
今が一番厳しいとも聞く。

1月9日、阪神淡路大震災から間もなく16年目を迎える神戸に
県内外から集まってくれた50人が、神戸ハーバーランドのポートタワー下に集合し、
神戸港震災メモリアルパークへ移動。
ここは当時のまま、震災により壊れた街灯やコンクリート、
ずたずたになった鉄の柵などがそのまま残されている。
インドネシア・バンダアチェの船と同様この場所が
神戸で一番MERRYだと感じた。

ここがまさに絶望の過去であり、現在でもある。
だからこそ、この場所で未来の希望を発信しなければいけない。

子どもたちの笑顔の傘を開いた瞬間、
周りから「ワッ」と歓声があがった。
まさに過去、現在、未来を笑顔でひとつに繋ぎ、表現することができた。

そのあと神戸ハーバーランドのモザイクへ行き、

神戸港とポートタワーをバックに笑顔の傘を開いた。

神戸の街と笑顔が一体となり、青空がとても美しかった。

前日は、東遊園地にあるマリーナ像の前でも笑顔の傘を開いた。
このマリーナ像の時計は当時の地震の衝撃で
午前5時46分で時が止まったままになっている。
近くには「がんばろう神戸」のメッセージが刻まれたモニュメントもあり、
10年前のことをとても懐かしく感じた。
南京町でも笑顔の傘を開きながらウォーキングしたり、
人形と一緒に笑顔の傘を開く。
近くの中華料理店のおじさんが一緒に笑顔の傘を開きたい、
と言ってくれたので、四川の子供の傘と記念撮影。
すると、おじさんはゴマまんじゅうを安くしてくれたので、
みんなでそれを美味しく食べました。

イベント前夜は「世界のごちそう パレルモ」で打ち合わせ。
お店の中は世界中のMERRYな笑顔でいっぱいです。

現在お店では、全世界194カ国の料理を食べよう!というコンセプトの
「世界のごちそうアースマラソン」を開催中。
2週間に4カ国ずつメニューが変わっていきます。
17地点目である北アフリカまで到着。
スーダンの豆料理とエチオピアのカレーを食べながらミーティング。
本番当日はたくさんのメディアが来ることもあり、スタッフと
どのように進行していくか、入念にイメージトレーニング。
そのお陰で本番は、無事に終えることができました。

→「世界のごちそう パレルモ」のウェブサイトはこちら
(この日の様子がパレルモさんのブログにも掲載してくれていますので是非ごらんください)

午後、東遊園地へ行き「阪神・淡路大震災 慰霊と復興のモニュメント」へ。
ここでは関西学院大学4年生の沖田誠さんは参加者に対する「語り部」を務めてくれた。
「同級生を亡くした震災はつらい記憶だけれど、
生きることへの感謝を思い知らせてくれたのも震災だった」と彼はみんなに語ってくれた。
被災した体験を聞くのは初めてで、
被災者の思いや地震の教えを忘れないようにしたいと思う。

そのあと、地下にある被災者名前のプレートが壁一面にならんだ部屋へ行き、
みんなで黙祷をしました。

外には1.17 希望の灯りという記念のモニュメント。
御影石で作られた本体とガラスケース。その中で、ゆらゆらと炎が揺れている。
この火は、被災地各所を巡った火種と、
全国47都道府県から贈られた「支援の火」を合わせたもの。
多くの人の願いが込められた、まさに「希望の灯(ひ)」なのだ。
建立は2000年。震災5周年の午前5時46分に灯りがともされた。
ゆらゆらとゆらめきながら、燃える炎。
美しく、どこか悲しげで、それでいて力強い。
この希望の灯りの前で笑顔の傘を開く。
やはりこの笑顔も希望の灯りとして、世界に発信していくべきだと思う。

そして、神戸の中心街である三宮の一番にぎわっている街を抜けて、
異人館へとMERRYウォーク。
風見鶏の家の前にある円形の広場で笑顔の傘を開き、記念撮影した。

今回の神戸もMERRY TRIPチームの代表である
京都のジャンヌダルク・宮川さんが中心となりイベントを企画してくれました。
みなさんどうもありがとうございました。
前日のロケハンの話、宮川さんのレポートはMerry Newsに掲載していますので
そちらも是非ご覧下さい。
→[MERRY NEWS] 明日 MERRY IN KOBE 開催!
→[MERRY NEWS] MERRY IN KOBE 終了しました!

10年前に取材した神戸、中国の四川やインドネシアのスマトラ島、
世界の大地震被災地で撮影した子供たちの笑顔をプリントした傘を、
震災から16年を迎える神戸の街に笑顔の花を咲かせた。
やはり震災から16年も経って、神戸はものすごく早く復興し、
街の傷跡はほとんど無い。
しかしそれはあくまでも表面だけで、心の傷はまだまだ癒えていない。
本当にそれは今、住宅の二重ローンの問題とか、精神的な問題で元気を失っているように見える。
ただ、絶望の中から生きることへの希望を子どもたちの笑顔から見出し、
被災地から希望と元気を発信することができる神戸だからこそ、
新しい「希望の街」へ一日も早く、生まれ変わって欲しいと願っている。
がんばれ神戸!

MERRY IN KOBE  2011.1.9

◎MERRY IN KOBEに参加された皆さんから寄せられた感想はこちら!
・こんな活動があったなんて、ビックリです!
今日はすごく楽しかったし、自分自身のためにのなりました。有意義な時間がすごせました。
・沢山の子供達の笑顔の花束の一輪となって、若者と共に、神戸の街に笑顔、
幸せのメッセージを届けることが出来、私が幸せになりました。
・今回は神戸でのプロジェクトだったので、いつも以上に気合いが入った。
いつでも、どこでも、誰にでも、隠されたメリーはある。それに気付くことが大切。
・みんなの笑顔がなによりのMERRYでした。
・とってもMERRY!
・震災にあわれた方の話をおきき人と人のつながりの大切さを感じました。
・たくさんのMerryを取材できました。
・とびいりで参加させてもらったけど、皆さん気さくな人で、グローバルな人で、たくさんお話できてHAPPYでした。
・さむかったですが、たくさん笑顔をひらいて、心が温まりました。
・楽しかった。サイコーです。
・神戸という地で、改めて震災のことを思い出しながら、今の笑顔の時間がずっと続けばと思った。
・水谷さんに会えて、とても嬉しかったです。
「情熱大陸」で見た笑顔の傘を自分の手で実際にひらいたり持ったりできたことが感激しました。
・笑顔の傘を持って歩いて、人とお話をして、普段はできない体験ができました。
・いろいろ世界観が広がりました。知り合いも増え、すごくいい集まりだと思いました。
・今日もたくさんの笑顔に出会えて、楽しかったです。
・色々な人に出会えて、よかった。

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