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日進市「きゅうてんときつね」 image 日進市「きゅうてんときつね」 image 3月13日 日進市「きゅうてんときつね」
Last Updated 13/MAR/2005


小牧市から約1時間以上かかるので、高速に乗り大急ぎで次の市に向かいました。
日進市は名古屋市の東にあたり、万博会場のある長久手町の隣接市としても有名です。

日進市は今年で市制10周年だそうです。そのため、市の中では「ひと・みどり・ふれあいがつくる高環境生活都市」として、子供たちの間でも、環境についての話し合いや活動がさかんに行われていました。
今回参加してくれた子供たちは約11名でしたが、やはりものすごく環境の話題にも敏感で、しっかりしている子が多かったと感じました。

「きゅうてんときつね」とは、頭のいいきゅうてんという小僧と、いたずら狐のユーモアあふれるだましあいのお話です。小僧さんは、いつも狐のいたずらににやられてばかりです。
わなをかけて、たぬきねいりした きゅうてんに、その夜もいたずら狐は障子をカタカタ風のようにゆらし、障子にいくつも顔を映し、「わなにかかったきゅうてん、きゅうてん」といって一晩中きゅうてんを起こすのです。

そんなおもしろな一場面を制作しました。このワークショップでは、真っ黒の和紙に色鉛筆で狐の顔を書き、 それを2人の切り絵作家が、その場でカッターを使って切り抜きます。
それを白い和紙の上にのせ、障子に映る不気味な狐たちの顔をイメージしました。横顔の狐や怒った顔の狐など、出来上がった狐の顔は様々でした。
「きゅうてん、きゅうてん」といたずら狐たちの声が今にも聞こえてきそうです。

子供たちも自分の書いた狐の絵がくりぬかれていく姿に、目を釘づけにしていました。
この日は3月だというのに雪が降った寒い日でした。
けれど、子供たちはそんな寒さにも負けず、Merryな笑顔をたくさん見せてくれました。