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MERRY NEWS 世界中からのメリーなニュース

2017.11.30

2020年へ向け. MERRY SMILEの輪を広げよう

Posted at 16:55 | Reporter: メリープロジェクト








東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた #1000Days to Go!
渋谷区文化プログラム「MERRY SMILE SHIBUYA for 2020」

年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず多様な人々が、
ファッション、音楽、ダンス、演劇などの
文化的なコンテンツを通して、笑顔のチカラを発信する1日。
個性豊かなパフォーマーたちが、渋谷ヒカリエの会場に集い
東京2020大会の開催1000日前を、笑顔で盛り上げました!






ファッションショーに登場した「笑顔のドレス」
も会場内に展示され、
来場者の方々も自由に着て写真を撮影するなど、
ステージ以外のエリアも賑わいを見せました。





午後のプログラム、トップバッターは
渋谷区パラリンピックPR紙芝居。

渋谷画劇団の紙芝居師、ヤムちゃん&かみはるが
2020年に渋谷区で開催される、パラリンピックの種目を紙芝居で紹介します。

この日披露されたのは、ウィルチェアラグビーに関するお話。
試合のルール説明はもちろん、競技に使う車椅子の特徴まで
クイズを交えながら、楽しく教えて頂きました!

渋谷画劇団のみなさんは、
2012年のオリンピック・パラリンピック招致委員会と共に
“招致紙芝居活動” を実施するなど、2020年に向けての活動に
積極的に取り組んで来られた、プロ紙芝居師集団です。

2016年からは、渋谷区『パラリンピックPR紙芝居事業』として
オリジナル紙芝居4作を制作し、
渋谷区の小学校・幼稚園・保育園・放課後クラブ60校や
イベントで紙芝居を口演されるなど、区内を中心に活躍中!





ヤムちゃんは、2009年まで吉本興業の芸人「ブルックリン」として
7年間劇場やテレビで活躍された経歴を持つ、異色の紙芝居師!
フランスやアメリカ等、海外でも口演をするなど紙芝居の可能性を広げています。

かみはるさんは、生まれつき股関節に障害「先天性股関節脱臼」があり、
のちに「変形性股関節症」を併発し
自身も杖を使いながら舞台に立ち、紙芝居師としての活動をされています。
東京パラリンピック52周年記念リポーターとして
NHK「おはよう日本 関東甲信越」に出演するなど、幅広く活躍中です!

二人の息の合った口演に惹き込まれ、
子供だけでなく大人も一緒にクイズを楽しみ
パラスポーツに触れていただくことが出来ました。





続いては、手話と落語を組み合わせた「手話落語」。
大喰亭満腹 (おおぐらいていまんぷく)さんによるステージです。

大喰亭満腹さんは、
平成2年11月に落語家林家とんでん平(とんでんへい)師匠の手話落語を見て、
初めて落語の醍醐味を知り、自分たちでもやろうと
翌年1月にろう者と聴者による手話落語研究会「笑草会」を結成。
現在、会の代表を務めていらっしゃいます。

「ろう者にも笑いを!」をモットーに、
障害者も健常者も同じ場所で同じ時間を共に楽しみ、
さらにその笑いを通して、手話の啓蒙も含む福祉への
理解が深まることを活動の目的に活動されています。




気になる芸名の由来は、食べることが好きで
「腹が減っては落語はできぬといつも食べている食道楽」
ということから大喰亭満腹と名付けたとのこと。

この日披露して頂いたのは、「饅頭こわい」など2本の手話落語です。
落語の演技力だけでなく、ろう者である大喰亭満腹さんの
表情や全身を使った表現力が加わり、世代を問わず楽しめる演目に。
公演は2回とも満員御礼でした!!!

ステージ上の大喰亭満腹さんが、
手話と表情、身体を使い、声を発さずに落語を披露し、
影アナウンスとして、健聴者である落語家さんが
マイクで音声を同時通訳するというスタイル。

聴いて、観て、誰でも楽しめる
新しい落語のパフォーマンスに、
会場は終始笑い声に包まれていました。






たくさん笑った後は、みんなで身体を動かすダンスタイム!
しゅわップringミユキさんによる、
「手話タップダンス」のステージです。

耳が聴こえる、聴こえない、関係なく手話やタップを楽しめるようにと、
手話 × タップダンス を掛け合わせた独自のパフォーマンスで
活動されているミユキさん。

先程までは落語の高座となっていたステージにはタップ板が並び、
「指文字の歌」という演目を披露して頂きました。

指文字は50音の一つ一つを指の形で表現できる手話表現で、
手話単語のないものや、一字一句正確に伝えたいときなどに使われるもの。
指の形を使って、50音すべてを表す事が出来るので、
手話単語を忘れてしまった場合でも、文字の組み合わせで伝える事が出来るのです。





「あ」は「アジア」の「あ」
「い」は「インド」の「い」
「う」は「うちゅう」の「う」
「え」は「エジプト」の「え」
「お」は「オーストラリア」
みんな おぼえたかな?
指文字で「あいうえお」
さぁ!手話うたいましょ!

ドレミの歌のメロディーにあわせた
「指文字の歌」の楽しいリズムにあわせて、
あ行の指文字の振り付けを、お客さんも一緒に踊ります!

更にこのイベントに合わせて、
MERRY SMILE SHIBUYA バージョンも
特別につくって踊って頂きました!

「メ」は「メリー」の「メ」
「ス」は「スマイル」の「ス」
「し」は「しぶや」の「し」
「え」は「えがお」の「え」
「み」は「みらい」の「み」
みんな覚えたかな?
指文字は たのしいね!
さあ!にっこりしましょ!

子供たちだけでなく、
客席に座った大人も、おじいちゃんおばあちゃんまで
みんなが見よう見まねで、指文字の振り付けにチャレンジ。






そして今回は、メリープロジェクトの絵本「はーい にっこり!」の物語と、
この「手話タップ」の世界がコラボレーション!

絵本のお話を、手話を使った「手話語り」というスタイルで
演劇形式の読み聞かせとしてお楽しみ頂きました。

物語の中で度々登場する、笑顔の合言葉
「はーい にっこり!」というフレーズを手話で覚えて、
お客さんも一緒に、お話を読み進めていきます。

主人公のメリーちゃん・メリーくんも
絵本の中からとび出して、ステージの上をお散歩。
ミユキさんの手話表現と、は〜とふる♡はんどの山田典子さんによる手話通訳で
ろう者の人にも楽しめる笑顔の読み聞かせを上演しました!

普段は、幼稚園生を中心とした子供たちに人気のお話ですが、
手話と掛け合わせることで、大人の方も興味を持って
参加してくださる姿が多く見られました。








手話語りでお話を楽しんだ後は、
「はーい にっこり!」の歌にあわせて
手話タップでにっこりダンスに挑戦!

しゅわップringミユキさん指導のもと、
子供たちはステージに上がり、
大人たちは客席から一緒に振り付けを覚えます。

ウサギ、ライオン、ネズミ、ネコ、
みんな、なかよし、ちきゅう、にっこり…

絵本の中に出て来るたくさんの言葉を手話で覚えて、
それらの動きを取り入れた、手話タップダンスを
会場のみんなで一緒に踊りました!

今回、絵本の主人公のメリーちゃん&メリーくん、
そしてにっこりキッズとしてステージで活躍してくれたのは、
代官山にある表現力お教室「トリッピーキッズ」の子どもたち。
こちらも、渋谷区内で活動されているみなさんです!





メリーちゃん&メリーくん役の
まりあちゃんとシオン君は、特に手話表現もたくさん覚えて
ろう者の方にも楽しめるパフォーマンスを披露。

それを観た手話ユーザーの方から「あの子は普段から手話を使っているの?」
と驚きながら質問の声もいただきましたが、
実は今回のイベントが初めての、手話チャレンジだったのです。

にっこりキッズのみなさんも、下は5歳から上は中学1年生まで
幅広いメンバーが集まり、一般参加の子どもたちや来場者のみなさんを
笑顔でリードしてくれました。

トリッピーキッズのみなさんは、
12月3日(日)、広尾にある天現寺のホールで
クリスマスコンサートにも出演されるそうです。
ぜひ皆様、にっこりキッズたちの笑顔に会いに行ってみて下さい!





にっこりダンスの後は、ガラリと雰囲気も変わり、
続いてはデザインワークショップ「daijobu ポスターづくり」。

全盲のアコーディオニスト・新居草太さん、
ブラインドライター・松田昌美さんの2名をゲストにお迎えし、
お話を伺いながら、参加者たちがグループごとに、
視覚障害者への声がけを促すためのポスターを制作。

駅のホーム、エレベーター、横断歩道、食事中、自動販売機、トイレ、
6つの場面にしぼって、どんな時にどんな声がけが欲しいか
という具体的なエピソードを、ゲストから聞き出し、
そこで聞いたお話を参考にしながら、デザインを進めていきます。

それらをつなげてひとつの巨大ポスターを完成させました!
ポスターの中には、渋谷を象徴するアイコンもレイアウトされ、
おもいやりとアクションがいっぱいの、やさしい渋谷の街を表現。

大人から子供まで、みんなで視覚障害について知り
自分たちに出来ることを考える機会となりました。

このワークショップの詳細レポートは、下記のNEWSをご覧ください。
→http://www.merryproject.com/news/2017/11/4251/






会場では、参加して楽しむワークショップも実施!
世界で非筒のメダルワークショップでは、
勝ち負けではない、自分の中のナンバーワンの人へ届けるメダルを作りました!
どんなメダルにしたらいいかな??この材料はどんな風に使ったらいいんだろう???

そんなときは、壁一面に張られた素敵なメダルを参考に!

ステージ横にはこれまで小学校や幼稚園、イベントなどで子どもたちが作った
メダルがずらっと並んでいます!






未来の笑顔をつくるアイディアを出し合う
「ハートカードづくり」では、
2020年、そしてその先の未来を誰もが笑顔で迎えられるようにするため、
自分が出来るアイディアを考えて、ハートカードに記入!

「ともだちをたくさんつくる!」
「選手についてたくさん勉強する!」
「笑顔でみんなを迎える」

などなど…

たくさんの希望がつまったハートカードが誕生しました。

会場入り口にそびえるのは、五輪カラーのハートバンド。

2020年へ向けてのメッセージをはじめ、
2020年東京五輪・パラで活躍するアスリートの皆さんへむけた
MERRYな応援を書き込みました!






その他にも会場では、
こころもからだも着やすい服「コオフク塾」のみなさんを始め、
SHIBUYA FONTのみなさんによる
様々な個性と想いが溢れる展示ブースも展開しました。


いよいよ、プログラムも終盤へと突入。
かんばらけんたさんと、しゅわップringミユキさんのコラボレーションによる
「車椅子タップダンスLive」の時間です。

リオパラリンピックの閉会式にも出演された
注目の車椅子ダンサー・かんばらけんたさんが、
ミユキさんの手話タップとタッグを組み、新しいダンスに初挑戦!

靴の底を踏み鳴らしてリズムを刻むタップダンスを、
車椅子ダンサーのかんばらさんが踊るというアナウンス紹介に、
来場者たちの頭の上には、たくさんのクエスチョンマークが浮かんで見えました。

しかし、パフォーマンスが始まると
そこに漂っていた「???」は一気に「!!!」へと変わり、
圧巻のパフォーマンスに会場全体が夢中で惹き込まれます!

ミユキさんがタップシューズで板を鳴らす隣で、
かんばらさんは、車椅子全体を動かしてタイヤで音を鳴らしたり、
両手にスリッパをはめて、足ではなく手を使って
タップのリズムを奏でていたのです。

このイベントの大きなテーマでもある
「ちがいをチカラに変える」ということが
まさにステージ上で、ダンスを通して形になっているのを感じました!




そして、車椅子タップの熱気が冷めぬまま
「デフ・パペットシアター・ひとみ」の代表を務める
ろう者俳優・善岡修さんのワークショップがスタート。

「笑顔のキャッチボールでおはなししよう」と題された
今回のプログラムでは、笑顔の傘を使ったワークも取り入れながら、
声を使わずに気持ちを伝え合う、コミュニケーションを体験しました。

善岡さんを囲むように、大きな輪になったお客さんたちが
顔の表情や、身振り手振りを使って、
初めて出会った人たちとどんどん仲良くなっていきます。

ろう者人形劇で培われた
善岡さんの表現力をふんだんに活かし、
演劇を観ているかのような感覚で楽しめるワークショップに、
客席からは絶えず笑い声が聴こえていました。






相手の目をしっかりと見て、心を伝える。
このことが、健聴者の会話の中ではおざなりにされることも多く
顔も見ずに話しかけていたり、
表情や身振りなど言葉以外の表現を使う努力を忘れていたり…
思い当たる経験は皆さんの中にもあると思います。

しかし、ろう者の皆さんにとっては、
そのどれもが貴重なコミュニケーションの手段。
声を使わずに会話をするときには、
相手の目を見て、心を見て、自分の気持ちをしっかりと届ける意識が働きます。

全身を使って「伝える」ことにフォーカスした
善岡さんのワークショップを通して、
そんな当たり前のコミュニケーションの重要性を実感すると同時に、
その楽しさを味わう事が出来ました!





プログラムの最後を飾るのは、
笑顔のファッションショー「MERRY SMILE FASHION SHOW」第2部。

第2部のショーで、オープニングアクトとして登場したのは
車椅子ダンサーのかんばらけんたさん。

全盲のアコーディオニスト・新居草太さんの
演奏に合わせて、次々と多様なモデルたちがランウェイを歩きました。






舞台や雑誌、テレビなどで活躍するプロモデルはもちろん、
ろう者、車椅子ユーザー、視覚障害や身体障害、ダウン症、知的障害など、
幅広い個性を持った出演者たちは、大人から一般募集のキッズまで年齢層も多様。

一人ひとりが、自分の個性を輝かせて「MERRY SMILE」な空気を創ります。






最後ランウェイに現れたのは、
女優、タレント、キャスターとして活躍される、サヘル・ローズさん。
イラン出身のサヘルさんは、89年のイラン・イラク戦争の空爆で
住んでいた村と家族を失っており、今回のイベントにも
平和に対する強い想いを持ってご参加頂きました。

サヘルさんが身を包んだのは「笑顔のドレス」。
メリープロジェクトがこれまでに出会った
世界30カ国4万人の中から、500人の子供たちの笑顔を
生地にデザインし、ファッションブランド「tenbo」のみなさんが
一針一針、魂を込めて縫い上げた、史上初のファッションです。

このドレスには、幼稚園児や中学生、大人の男性など
8名まで同時に着ることが出来る仕掛けがあり、
サヘルさんの周りには、キッズモデルたちが取り囲むように
ひとつのドレスを着用し、みんなで一緒にランウェイを歩きました。






フィナーレでは世界中の笑顔の傘を、
出演者、参加者の皆さんと一緒に、2020…
そしてその先の未来へ。

希望とともに笑顔の花を咲かせました。

歌、ダンス、アート、デザイン、教育
演劇、笑い、スポーツ…など
ジャンルを超えて、十人十色のパフォーマーたちが集結し
開演の10時半から、19時半のフィナーレまで
会場は終始笑顔であふれていました。

2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、
素晴らしい仲間たちと一緒に
MERRYなスタートを切れたことに、心から感謝申し上げます。



ご出演・出展していただいた、大喰亭満腹さん、大濱真選手、
O.F.F(ibisさん、かんばらけんたさん、齊藤コンさん)のみなさん、
こころもからだも着やすい服「コオフク塾」のみなさん、國學院大學全學應援團のみなさん、
笹塚小学校 & 本町幼稚園のみなさん、サヘル・ローズさん、渋谷画劇団のみなさん、
SHIBUYA FONTのみなさん、しゅわップringミユキさん、tenboのみなさん、
トリッピーキッズのみなさん、新居草太さん、はーとふる♡はんどのみなさん、
ホープ就労支援センター渋谷のみなさん、松田昌美さん、善岡修さん、
MERRY SMILEモデルのみなさん、ありがとうございました!

会場にご来場いただいた皆様、
ボランティアスタッフや運営など裏方としてご協力いただいた皆様、
手話通訳でご協力いただいたはーとふる♡はんどの皆様、
イベントの主催者である渋谷区(オリンピック・パラリンピック推進課)のみなさま、
渋谷ヒカリエ8運営事務局の皆様、ありがとうございました!


いよいよ始まった2020年へのカウントダウン。

様々な人と混ざり合い、助け合い、笑いあいながら
2020年へ向けて、MERRY SMILEの輪を広げよう。

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