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日進市「きゅうてんときつね」 image 日進市「きゅうてんときつね」 image 3月13日 日進市「きゅうてんときつね」
Last Updated 13/MAR/2005


日進市に伝わる「きゅうてんときつね」は、頭のいいきゅうてんという小僧と、いたずら狐がだまし合いをするというユーモアあふれる話です。小僧さんはいつも狐のいたずらにやられてばかりです。その夜もいたずら狐は障子をカタカタ、風のように揺らし、障子にいくつも顔を映し、「わなにかかったきゅうてん、きゅうてん」と言うので、きゅうてんは眠ることができません…。

日進の子どもたちは、そんなおもしろい一場面を表現してくれました。真っ黒の和紙に色鉛筆で狐を描き、その顔を2人の切り絵作家がその場でカッター使って切り抜いて出来上がり。自分の描いた狐の絵が切り抜かれていく様子に子ども達は目が釘づけ。出来上がった狐の表情は実にさまざまで「きゅうてん、きゅうてん」というおどけた声が聞こえてくるようでした。