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Merry in NEW YORK > Merry minds from NYC


展覧会に合わせ発行されるフリーペーパーにN.Y.の女の子達が"Merry"をテーマに文章を 寄せてくれました。 フリーペーパーには女の子達の文章が掲載されています。 その彼女たち6人の文をご紹介します。

Elizabeth Wood (エリザベス・ウッド)

世の中には私をハッピーにしてくれるものは沢山ある。特に友達が私を驚かせてくれる時、ステキなことを教えてくれる時、私が何を思っているのか伝えなくても分かってくれている時。ただ皆でくつろいだり、騒いだりする時、彼等が私の事を忘れないでいてくれると分かる時、心が離れていないと分かる時、そういう瞬間に私は幸せを感じる。

街が私を幸せにする。誰かがカラフルな服を着て街を歩いている時、立ち止まって何か特別なことに気付いてお互い話し出す時、周りの人が見て すぐ分かる程の幸せを振りまきながら笑いながら歩いている人、人目も構わず楽しそうに鼻歌を歌っている人を見て私は幸せになる。

田舎が私を幸せにする。広くてまるで円を描いたような空をみることが好き。草木が風に吹かれてなびいているのをどこまでも見ているのが好き。 高原の向こうにある遠くの山や建物を眺めるも好き。全てが私を幸せにする。

一人の人間が他人の幸せを妨げる程の影響力を持たない時、そういう世界が私を幸せにする。周りでどんなことが起こっていようとも関係なく、 幸せは一人一人の中にあるものだと思うから。幸せを感じるか感じないかはそれぞれその人次第で、ある種のそんなに重要でないものは犠牲になる。 最近の、人々が財産や贅沢な暮らしだけでは幸せになれないという事に気付いている風潮が私を幸せにする。つまりそれは全ての人々が幸せになれるということだから。

9月11日に起きた悲劇を目の当たりにした後でも私はまだ全ての人類を信用できることに気付いて幸せになる。窓から飛び下りた人々やビルが倒れたところを目の当たりにした今でも私はイスラム教徒の人々、そしてオサマ・ビン・ラディンやテロリスト達にも怒りが沸かない。人を傷つけた彼等にも彼等の幸せを願っている家族がいる事を知って、それが心を和ませる。たとえ何か悪いことが起きたからといってそれが報復の理由にはならないということが私を幸せにする。悪夢が現実になってしまうことも私を幸せにする事があるけれど、だからといってそれが貴方の人生を破滅させるべきでないことも私は知っている。私を取り巻く混沌とした中でも平和であることに私は幸せを感じる。

私はまだここにいるだけで幸せ。世界にはいつまでも変わらず希望があるから幸せ。年齢に関係なく多くの人々が物事は変化する事を理解しているし、暴力を否定していることが嬉しい。私は幸せ。日々の生活の中で羨しい物事がまだまだたくさん起こるから。

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