9.11から10年、3.11から6ヶ月。笑顔は未来への希望。それは平和です。

Vol.351 2011.09.15 THU



NYは刺激的な街。マンハッタンの中心、タイムズスクエアはそれを象徴する場所。
70年代後半は、街に危険なムードが漂い、銃声の音がしたり、危険な香りでいっぱいだった。
しかし、NYにはいつも人生観が大きく変わるようなエネルギーが溢れていて、
デザインの次の方向性を教えてくれた。
街中にクリエイティブな空気がいっぱいで、
今のMERRY PROJECTの原点ともいえるポップアートの感性が詰まっていた。


84年に州と市による再開発プロジェクトが行なわれ、街はきれいになったが
その反動により資本主義の象徴であるショッピングの街に変わり、
そしてあの 9.11テロが起こった。



グラウンド・ゼロの跡地には、現在 1ワールドトレードセンターを中心としたビルが建設中。
メモリアルパークも完成し、追悼式典が開催された。

現在のタイムズスクエアは、
ネオンが輝く「世界の交差点」。
世界最大の広告ビジョンや看板には、世界の名だたる企業が広告を出している。
今回、そのNYの象徴である「タイムズスクエア」で傘を開くことを出発前から決めていた。
コーディネーターであるWORLDERの藤井さんに事前に
許可取りをお願いし、
NY市と警察に相談すると、どちらも通行の妨げにならなければOKということ。

早速タイムズスクエアに行くと、どの場所から見た時に一番フォトジェニックなのか、
何度もチェック。そこにはチケットセンターに続く、真っ赤な階段があり、上から下を見ても良い。
ただ人が多いし、9.11のための警備、検問がここを中心に行なわれているため、
どの場所で行なえば良いか毎日検討した。その結果、中心からワン・ツゥータイムズスクエアビルを見るのが良いのではないかという結論に至った。



9月9日と10日の2日間が本番。
NYに到着してからはずっと雨で天気が良くなかったが、
この2日間はとても天気が良くて快晴。まさにMERRY晴れ。

前日、警備の警察官に声をかけたところ、同僚の警察官も傘を持って参加し、
カメラを持って撮影にも協力してくれた。

だが丁度、前日に報道されたテロ計画の情報とNYコレクションが重なり、
思ったよりも人が集まらなかった。
警察官も笑顔にしてくれる笑顔の傘にかなり自信を持った。

街を歩いているニューヨーカーや観光客たちにもどんどん声をかけ、
ジャズのセッションの様に、その場でコンセプトを説明し、
多くの人たちに参加してもらい手伝ってもらった。


「子どもたちの笑顔が未来への希望であること、世界はひとつ、ひとつの夢。それは平和です」
というメッセージとともに、一斉に笑顔の傘を開いた。
→ MERRY IN NY の 大きなコンセプト、ストーリーはこちらからご覧になれます

ニューヨークに集まる世界中の人々が、笑顔の傘を開くことでひとつになった。
見ている人たちも笑顔になり、
MERRYな空気が生まれる。
この一般の参加者の手によって、街の人たちが笑顔になっていくことが素晴らしい!

ただ形の美しさではなく、人々の「心」と「思い」が「カタチ」になる。
世界中の人々の「心」が、1つの「カタチ」を作る。
これこそNYの未来。笑顔は美しい!



そして、9.11の1年後に笑顔の撮影をしたリズと再会。
10年前の9月11日、リズはオハイオ州からNYに来てまだ一週間しか経っていなかった。
パーソンズに通っていたリズは、世界貿易センタービルの近くの寮に住んでいた。
ビルの倒壊を目撃し、ガレキの灰をかぶりながら、人が落ちてくるのを見た。
それから1年後の9.11に、またテロが起きるのでは、と大学の近くでふさぎこんでいるリズに
「あなたの笑顔とメッセージを取材したい」と声をかけると、
「遠い日本からNYに来て、笑顔を撮影してくれるなんて、とても嬉しい!」
彼女は前向きな気持ちを取り戻して、MERRYな笑顔で取材に応じてくれた。


→ 2002年に取材した MERRY IN NY のスクリーンマガジンはこちら

その後、映像を勉強し、映画監督兼女優として、ハリケーンで水没したニューオリンズの学校で
復興途上の子どもたちのドキュメンタリー映像を撮影した。
→ このドキュメンタリーの詳細は、リズのMERRY MEMBERのページへ

リズは、高校時代、茨城県東海村にホームステイしていた時に臨界事故に遭遇しており、
3.11が起こった時、他人事ではなかったと話してくれた。
そんなリズと10年ぶりに再会。



9.11の当日は、グラウンド・ゼロではなく、ジョンレノンの聖地「ストロベリーフィールズ」に
行こうと決めて、ホテルを出発。そこにはバラの花でピースマークが描かれ、ジョンの写真と当時の9.11の新聞などで、インスタレーションされた空間を多くの人たちが取り囲んでいた。
平和のアートを進めていたジョンとヨーコを尊敬する人々が繋がっていた。
10日に続いてここで笑顔の傘を開いた。傘を開くと、多くの人たちが笑顔の傘と一緒に
撮影したいと言ってくれ、MERRYな空気に包まれた。



セントラルパークのシープメドゥ、ブルックリンブリッジとリバーカフェ、ハイラインパーク、
ブライアントパーク、グラウンド・ゼロが見えるハドソン川、ジャパンソサエティ、国連本部、
ロックフェラーセンター、ニューヨーク図書館等で笑顔の傘を開いた。
NYの人たちは笑顔の傘を見ると何処でも「これは何?」と聞いて、笑顔の傘の写真を撮っていた。「3.11のフクシマの笑顔と9.11のNYの笑顔よ!」というと、
みんな「オー!ワンダフル!」と言ってくれた。




ブルックリンブリッジで笑顔の傘を開いた時もどんどん参加者が増えていった。
笑顔が世界に広がっていく、未来のMERRY PROJECTを予感させた。
結婚式の人々も、観光客も、ニューヨーカーも……

この笑顔はNYの未来の希望でもある。



今後はMERRY PROJECTは、NYと多くの繋がりが求められる。
今回参加して大活躍してくれた、元国連のユニセフ職員で、ECI(アースチャイルド協会)の
ドナからメールが来た。世界のいろいろなイベント(リオ20 や COP17ダーバン)で、
MERRY PROJECTとコラボレーションして、笑顔の傘を世界中で開こう。MERRY FARMINGやMERRY HEART PROJECTで発展途上国の子どもたちに希望を与えたい。
「NYから世界へ発信するときが来た!」と言っていた。

今回、一緒に旅を同行し協力していただいた、セキセイ株式会社の吉田有里さんと吉田真知子さん(親子)とのコラボレーションにより、MERRY HEART PROJECTが実現。NYでの販売に向けて、ハートアルバムを多くの場所でプレゼンすると、デザインも素晴らしいと喜ばれ、大好評!

世界中が笑いのアートを求めている、
笑顔に希望を求めているということ。

MERRYな世界、MERRYな地球に一日も早くなることを願う。

今回、MERRY IN NY 2011にご協力いただいた方々に感謝します。
藤井さん、はやし金魚さんテリー佐藤さん、パンダさん、智恵子・Palenbergさん、
Henry・ Palenbergさん、さいちはるさん&旦那さま、西嶋明子さん&アカルさん、Yoshiさん、
そしてNY美化大作戦の皆さん、街角のニューヨーカーの皆さん、
どうもありがとうございました。

※ イベントの写真が盛りだくさん!
MERRY IN NY 2011の写真はfacebookで公開中!

<掲載情報>
・朝日新聞 9/10 夕刊
・朝日新聞 9/11 朝刊

・フジテレビ・FNNニュース(フジニュースネットワーク)
・asahi.com
時事通信
・週間NY生活
・NYジャピオン

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