【神戸】ペットボトルの鉢で花咲かそう

 神戸新聞よりMerry Newsをお届けします。

ペットボトルをリユースしながら、緑を増やしましょう。
球根は初心者にも育てやすいので、是非いかがですか?

【神戸】ペットボトルの鉢で花咲かそう 西宮の造園業者

西宮市鳴尾町の造園業多田克さん(74)が、ペットボトルを再利用した植木鉢の作り方を市内の幼稚園や小学校で教えている。自分の似顔絵をあしらっ ているほか、車の形に仕立てたり、中で人形が動いたりするなど、子どもが興味を持てる仕掛けが盛りだくさん。「楽しみながら物を大切にすることを学んでほ しい」と話す。(金 旻革)

きっかけは昨年五月、市内の公園であった「フラワーフェスティバルin西宮」。児童が描いた百人分の似顔絵を花壇の周囲に飾った市立用海小学校(同市用海町)の作品に目がとまった。

環境問題に興味を持っていた多田さんは「かわいい絵を捨てるのはもったいない」と、リサイクル植木鉢を思いつき、デザインに似顔絵を使うことを市に提案した。学校側も快諾し、児童と一緒に植木鉢作りに取り組んだ。

作り方は独自に考案。容量二リットルのペットボトルを半分に切り、口のほうを鉢として使う。見栄えがいいように吸水性のある石を敷き詰め、そこへ防水加工した似顔絵を張って仕上げる。

さらに、大小のペットボトルを使った車を模した植木鉢なども登場。市内の幼稚園にも出向いて教室を開き、これまで約千人の子どもたちに作り方を指導してきた。

日本自然保護協会の自然観察指導員の資格もある多田さんは「簡単に、自分だけの植木鉢を作った時に見せる子どもの笑顔が一番。花を育てる楽しさと環境の大切さを同時に学んでほしい」と話している。

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