キッズデザイン博 2007 レポート

キッズデザイン博が本日で終了!

今日の東京の最高気温は37度。太陽がギラギラと照りつけていたにもかかわらず、会場には多くのこども達が訪れていました。

会場内では各企業のワークショップなどが多く行なわれていて、読み聞かせやロッククライミング体験など、こどもの目線になって、純粋に大人も興味を持てるものばかりでした。

キッズデザイン大賞に選ばれたのは「安全なこども環境への取り組み」でした。ちょっとでもこどもにとって、危ない事が起こったりした時は、すぐに対処し、改善。他の場所でも同じ様な事件が起こらない様に、保育園、幼稚園のネットワークをしっかりさせる。という取り組みでした。
まだ3カ所の保育園、幼稚園でのみ試験運用がされていないので、このようなネットワークを少しでも浸透して、こども達への安全な環境づくりが行なわれて欲しいと思いました。

そしてわたしが一番素敵だな、と思ったのは「おおわだ保育園のオープントイレ(http://www.oowada.ed.jp/)」と「壱岐南小学校のビオトーブ」です。

オープントイレは職員のみなさんが赤や青などきれいにペンキで塗って、とってもポップで明るいトイレに!今までの暗くて怖い印象だったトイレも、こどもたちにはとっておきのコミュニケーションの場になっていました。

またビオトープは、わたしの小学校でも実施されていて、先日の選挙で小学校を訪れた時には、オニヤンマやカゲロウなど、様々な生物がビオトープの周辺を飛んでいました。わたしもずっとこどものころから住んでいますが、オニヤンマやカゲロウを地元で見たのは初めて!(自分の庭にも池はあるのですが、見たことがありません!)ビオトープ、という小さな生き物の生態系を作ると、こんなにも自然がよみがえり、生物も誕生するのかと思うと、素晴らしく感動しました。
わたしの小学校のビオトープはこの壱岐南小学校のビオトープよりも、もっともっと小さいものです。これほど大きなビオトープを作ったら、そこを拠点とし、様々な生物が自然とその周りまで、大きく広がっていくんだろうなあと思いました。
最近のこどもたちは、何処か田舎の方へ行かない限り、このような多くの自然の生物たちに出会えません。

こういった自然環境を作ること、こどもたちに影響を与えることが、まさにキッズデザインなのだろうな、と感じました。

多くのひとつひとつのキッズデザインがまとまって、世の中にこれらのデザインが少しでも多く浸透していければ、もっともっとこどもたちに良い環境を作り、これからの未来も大きく変化し、良い地球になっていくのでしょうね。

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