MERRY azbil/SDGs No.18「笑顔をすべての人の未来に。」

  

 
SDGs No.18
Merry azbil
笑顔をすべての人の未来に。

人・社会・地球を 「笑顔」にする社会貢献プログラム 第一弾として、
神奈川県藤沢市・鵠沼海岸(くげぬまかいがん)にて
「Merry azbil/SDGs ACTION in FUJISAWA」を開催!

世界35ヶ国5万人以上の笑顔を取材・撮影し、
世界中で様々な「笑顔の社会貢献活動」を実施してきたMERRY PROJECTと、
オートメーションで人々に笑顔を届ける「azbil」が、
SDGsの最終ゴール「No.18 笑顔をすべての人の未来に」を掲げ、
そのゴール達成に向けた社会貢献プロジェクトをスタート。

第1弾として、湘南・藤沢の海を舞台に「SDGs」を
みんなで楽しく学び、アクションするプログラムを実施。

今回は、豊かな海を守る「マイクロプラスチックのクリーンアップ」をメインに行う「環境授業」。
楽しくSDGsを学ぶことができる読み聞かせ。
そしてマイクロプラスチックでつくる、世界でひとつの「万華鏡づくり」など、
SDGsアクションを通して、自然と触れ合いながら、SDGsを学んでいきます。


参加者、約50名が湘南・藤沢の海に集合。
みなさんにMerry azbilプロジェクトのビブスと
アズビル特製軍手、タオルを渡していきます。
お揃いのビブスと軍手・タオルを身につけて、準備万端。

いよいよイベントがスタート。


みなさん、おはようございます。MERRY PROJECTの水谷孝次です。

MERRY PROJECTは、笑顔のコミュニケーションアートを1999年からやっていて、
今年で24年目になります。
これまで35か国5万人以上の人たちの笑顔とメリーなメッセージを取材してきました。
メリーってどんな意味か知っていますか?メリーは メリークリスマスのメリーと同じで
幸せ、楽しい、夢といった意味です。
世界中の人たちのメリーになったときの笑顔を、僕は撮影し続けています。

先日もドバイ万博で、シリアやヨルダン、パキスタンなど
戦争が起こっている地域など世界中の子どもたちの笑顔も撮影しました。
この笑顔がちょうど今月のアズビルさんの広報誌の表紙となっています。

MERRY PROJECTは2010年からアズビルさんにサポートしていただき
広報誌の表紙や、株主総会の表紙などに笑顔を提供してきました。

今までMERRYの活動にもたくさんサポートしていただきましたが、
今回はアズビルさんがメインで実施される社会貢献活動を
MERRY PROJECTがサポートさせていただきます。

みなさん今日は1日よろしくお願いします。

アズビル サステイナビリティ推進本部
佐々木様よりメッセージをいただきました。

遠くからだと海岸にはゴミなど全く無いように見えますが、
近くから砂をよく観察したら小さなプラスチックのゴミ(マイクロプラスチック)が沢山!

しかもこれらのごみは何十年も消えることなく残ります。
この地球を笑顔のまま次の世代に引継ぐことができるよう、
私たちにできること(ごみを拾い、何よりごみを出さない)を地道にやりましょう。

そしてサステナブルな地球を作っていきましょう!

公益財団法人かながわ海岸美化財団さんからは、今の湘南の海の現状についてお話がありました。
現在、毎日、財団では海のゴミを拾っているが、
マイクロプラスチックは回収できていない状態にあり、
この砂浜に留まっているマイクロプラスチック がまた海に流れてしまった場合、
もっともっと小さくなってしまうため、回収不可能になってしまう。

そうすると魚がマイクロプラスチックを食べてしまい、
お腹の中にたくさん詰まってしまってしまう。
その魚を鳥や他の動物などが食べていくと
やがて人間の体の中にもマイクロプラスチック が取り込まれるようになる。

今や水道水や空気中にも、マイクロプラスチックが混入しているという事実。
すでに77%の人間の血液の中にも、マイクロプラスチック が検出されたという実例もあるそうだ。

もっとこの事実について、みんなにも知って欲しい。

だからこそ、みんなで少しでもマイクロプラスチック を回収しなければいけません。

そして参加者のみなさんに、ザルとマイクロプラスチックを回収する袋が渡され、
マイクロプラスチック・クリーンアップ・スタート!

<用意するもの>
・ザル(スコップがない場合はザルが二個あるとやりやすい)
・スコップ(ない場合は手で砂をすくってもOK)
・ビニール袋など(ジップロックなど密閉できる入れ物だと持ち帰りやすいよ)

<マイクロプラスチックの回収方法>
① 砂の表面にマイクロプラスチック が広がっている地帯を探してみよう。
② 表面の砂をスコップですくって、ザルに入れて、ふるいにかけよう。
③ ザルを振ると細かい砂が下に落ちて、マイクロプラスチックや小石、木片だけが残ります。
④ 回収したマイクロプラスチック をザルもしくはビニール袋に移そう。

<注意>
ザルに砂を入れて、どんどんふるいにかけていくときに
風下に向けて砂をふるわないように気をつけてください。
人がいない方向に砂をふるい落としましょう。

参加者のみなさんが砂浜へ出発していきました。
みんな砂浜でマイクロプラスチック を探します。
気分はなんだか宝物を探しているよう。

砂浜には、カラフルなマイクロプラスチックが
たくさん砂浜の表面に散らばっており、ザルを使って、回収。
こんなにたくさんのマイクロプラスチックが落ちていることに衝撃!

まちから出たプラスチックごみは、風雨によって川などに運ばれて海に流れ込み、
波などによって砕かれたり、紫外線で分解されたりして、小さなプラスチック片となります。

マイクロプラスチックとは、微細なプラスチックごみの総称で、
5ミリメートル以下のものを言い、近年はこのマイクロプラスチックによる
海洋生態系への影響が懸念されています。

基本的にプラスチックは自然に分解されることはないため、
海域(環境中)に長期滞留し蓄積していくと考えられています。

世界で毎年約800万トン(ジャンボジェット5万機相当)もの
プラスチックごみが海洋に流出しているという試算もあり、
様々な経路でプラスチックごみが海に流出しています。
「海のプラスチックの量は、2050年には魚を重量ベースでは上回る」という予測もあります。

魚や鳥、クジラなど多くの海の生き物が、海に漂うごみに絡まったり、
これをエサと間違えて食べてしまったりすることで、傷ついたり死んでしまったりしています。
プラスチックごみは自然界で分解されるまでには、100〜200年以上と途方もない時間がかかるそうです。


台風一過の時、湘南の海岸には、マイクロプラスチック以外にも
海岸にはペットボトルやビニール袋、お菓子の袋、マスクなど、打ち寄せられたゴミでいっぱい!

プラスチックごみの一部は、陸域においてポイ捨てされ、
河川を下って海洋プラスチックごみとなり、やがてマイクロプラスチックになります。

海洋中のマイクロプラスチックごみをこれ以上増やさないためには、
まず一人ひとりがプラスチックごみを減らすこと、また、ポイ捨てをしないことが重要です。

ゴミ ゴミ キレイニ
パッ パッ パッ!

ゴミを拾ったあとは、
絵本を通じて、子どもたちにSDGsを伝える、
「みんながヒーロー/SDGsとまほうのカギ」の読みきかせを実施!

今回が初のお披露目となる絵本に、みんな興味津々。

カゥ クァ カゥ…
とびらの なかで カモメさんが ないている

まほうのカギで たすけるそ
ゴミ ゴミ キレイ二 パッ パッ パ!

カチャ カチャ ガッチャン!

まほうのカギを使って、SDGsの扉を開くと、
笑顔になったカモメさんが!

今日みんなが拾ったマイクロプラスチックを
間違えて飲み込むことで、苦しんでいる生き物たちがたくさん…。

生き物たちが笑顔で暮らせる未来にするためにも、
みんなが今日おこなったクリーンアップは、
とても大切なアクションの一つなんだ。

絵本の読み聞かせを通して、
そう説明すると、目の前に座っていた女の子は、
真剣な眼差しで「うん うん…!」と頷いていました。

その他にも、枯れてひとりぼっちの木や、
痩せっぽっちのシロクマさん、
水が飲めなくて泣いている男の子…。

今日行なったクリーンアップにどんな意味があるのか、
また、そのほか、地球で起こっているさまざまな問題に対して、
自分たちにできるアクションは何かを、
絵本というアートを通じて、
子どもたちはもちろん、お母さん、お父さんへ伝えることができました。

この絵本を聞いた子どもたちが、
それぞれの力で、
自分たち、そして地球の未来を救う、
ヒーローになって欲しい。

そう願いました。

「みんながヒーロー」7月20日発売!
<予約受付中!>詳細はこちら↓
https://www.merryproject.com/all/0720_minnagahero/

そして今日、みんなが鵠沼海岸の砂浜で拾ったカラフルなマイクロプラスチックを使って
世界で一つだけのマイクロプラスチック万華鏡づくりワークショップ。

このマイクロプラスチックを捨てるのではなく、
何か新しい価値があるものに変えることが大事。

まさに
SDGs No.12「つくる責任、つかう責任。」

万華鏡をマスキングテープやシールを貼って、デコレーションしていきます。
自分だけの世界でひとつだけの万華鏡が完成!

完成した女の子が、万華鏡の中を見せてくれました。

どれどれ….


くるくる回せば、世界で一つだけのカラフルな世界が広がります。

同じ世界は2度とありません。それは地球も同じ。
地球はただ一つだけの惑星です。
同じものは作ることはできません。
地球は巡り巡って
いろいろなものが循環しています。
その循環を止めないように、
壊さないように、
このマイクロプラスチック万華鏡を見て、
今の海の社会問題を思い出して欲しい。

そして、マイクロプラスチック の無い未来を
みんなの手で作っていってほしいと願います。

  

笑顔の撮影会では
未来への希望がいっぱいあふれ、
今にも弾けそうな笑顔をくれた
メリーちゃんに出会えることができました。

子どもたちはもちろん、子どもの笑顔につられて
一緒に来ていたお母さん、お父さんもに笑顔になっています!

最高の笑顔で「はーいにっこり!」。

撮影をご覧になっていたお母さん、お父さんからは
「こんなに笑ってるのはじめて」
「今までで一番いい笑顔!」と嬉しい声が。

「僕の笑顔みせて!」と言ってきた男の子。
画面に映る自分の笑顔を見て、本人も、撮影したスタッフもにっこり。
笑顔を通じてあたらしいコミュニケーションが生まれました。

子どもたちの笑顔は、魅力的!
個性豊かな笑顔との出会いにMERRYな気持ちになりました。

笑顔と平和のメッセージを世界に発信して、
MERRYでいっぱいにしたい。

最後までプログラムに参加した皆さんには
Merry azbil 認定証が授与されました!

=====
Merry azbil
認定書

あなたは、藤沢の海を豊かにするために
クリーンアップなどの様々な
SDGsアクションを通して、
地球のこと、そして、未来のことを考えながら、
SDGsを学び、活動しました。

SDGsの達成にむけて、
これからもみんなで一緒に、
未来の笑顔のために、
アクションを続けていこう!

=====

  

Merry azbil プログラム第一弾は大成功!

長年、MERRY PROJECTを応援してくださっている
アズビル様と次のステップに向けて、
地球をサステナブルするためのアイデアなどを企画していきます!

SDGsの18番目のゴールは
地球のみんなが笑顔で幸福になること。
アズビル様と一緒に、
このMERRYな目標に向けて頑張っていきます!

アズビルの皆さん、かながわ海岸美化財団の皆さん、ありがとうございました!

アズビル/ひとびとの幸せを願うパートナー
MERRY PROJECT
https://www.azbil.com/jp/corporate/pr/sponsorship/merry.html

●主催:アズビル株式会社
●企画・デザイン:NPO法人MERRY PROJECT
●協力:公益財団法人かながわ海岸美化財団

 

CLOSE

メリーって?
メリーからのお知らせ
プロジェクト紹介
参加する
購入する
著名人からのメッセージ
お問い合わせ
ソーシャルネットワーク
メールマガジン

×

ページトップへ