渋谷区の超福祉でdaijobu!
2016.08.10 11:47

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いよいよRIOオリンピックが開幕!
世界中の感心がブラジル・リオに集まっています。
4年後の2020年、東京がその舞台になるにあたって
みなさんは何か準備をはじめていますか?
かつて、長野オリンピックが開催された際に
パラリンピアンたちからこんな声が挙がったそうです。
「日本のハード面は整っていたが、
声をかけて手伝ってくれる人があまりにも少なく
非常につらい思いをした。」
このエピソードを受けて、私たちは考えました。
「May I help you?」にかわる日本語って何だろう?
そこで生まれたのが「daijobu PROJECT」。
現在、渋谷区と一緒に「daijobu」をキーワードにした
おもいやりあふれる、まちづくりを進めています。

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まずは、困っている人に声をかけること。
その第1声のキッカケとなるのが「daijobu?」のひと言です。
私たち一人ひとりの声がけは、社会を変える立派なアクションのひとつ。
もちろん、ただ声をかけるだけでなく、相手の状況に対して
自分のできることを考え、提案する事も必要です。

daijobu? 席をかわります。
daijobu? お荷物お持ちします。
daijobu? 一緒に行きましょう。
などなど、後に続く言葉はさまざま。
どんな場面でも、どんな相手に対しても
「おもいやり+アクション」を増やしていくことが大切。
助けることも、助けられることも
どちらもごく自然で、当たり前の
コミュニケーションとして楽しむことが出来れば
きっと、街の空気は変わっていきます。
まずは渋谷から…
国内外から、多様な人たちが東京へ集まってくる2020年。
誰もが笑顔で「daijobu!」と言える、ダイバーシティな社会を目指して、
渋谷区とMERRY PROJECTは「daijobu PROJECT」を展開して参ります。


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例えばあなたなら、どんなことで「daijobu!」と感じられますか?
渋谷区の長谷部健区長の答えは…
「渋谷区の超福祉で daijobu!」
超福祉
それは、手を差し伸べるということを超えて
多様な人たちが「混ざり合う」ダイバーシティ・インクルージョンなあり方のこと。
長谷部区長は、渋谷の街を舞台に「共生社会・多様性社会」を実現し
さまざまな違いを持った人たちが、みんなで「daijobu!」と言える
おもいやりの街づくりに取り組んでいます。

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7月28日には、daijobu PROJECTのキックオフとして
駐日ブラジル大使館にて、イベントを開催しました。
MCでは、ダイアログ・イン・ザ・ダークのスタッフ「むらちゃん」が大活躍。
年齢・性別・国籍・障がいの有無に関わらず、
多様な立場から約300名の方々にご参加いただきました。

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イベント内では、長谷部区長のメッセージVTRも上映。
「daijobu」というキーワードを軸にしながら
まさに、長谷部区長が目指す「超福祉」という言葉の通り、
音楽・スポーツ・アートを切り口としたワークショップを通して
ダイバーシティ&インクルージョンを体感し、
みんなの心が「混ざり合う」1日となりました。

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また、渋谷区のオリンピック・パラリンピック教育として
「笑顔のメダルづくり」ワークショップも、各学校で実施中。
オリンピック選手、パラリンピック選手について調べて
世界で1番ではなく、世界で1人=オンリーワンの魅力を発見。
その人に贈るメダルと表彰状をつくるワークショップです。
実施する上で特に、パラリンピック選手に主軸をおくことで、
障がいを持った方々が「手を差し伸べなければならない対象」ではなく、
「尊敬 = RESPECT」の対象へと、意識が自然と変化していきます。
既に、加計塚小学校・鳩森小学校ではこの授業を実施しており、
何百枚ものメダルが集まっています。
これらのメダルは、今年9月に、パラリンピックが開催されるリオに届けて、
現地でも同様のワークショップを実施予定です。
更に、リオの子どもたちが作ったメダルも日本に持ち帰り、
10月29日に開催される、渋谷区のキックオフイベントで展示予定。
2016RIOから、2020TOKYOへと、みんなの夢と笑顔を繋げていきます!!!


