2016. RIO→2020. TOKYO
2016.07.30 11:12


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本日、駐日ブラジル大使館にて「MERRY TOKYO TO RIO」を開催しました!
開催を間近に控えた 2016 RIO オリンピック・パラリンピックに先駆けて、
スポーツ・ミュージック・アート・カルチャーを通して
ブラジルと東京を「笑顔」でつなげるこのイベント。
平日にも関わらず、300人近くの方にご来場いただき、
年齢・国籍・性別・障がいの有無に関わらず、
さまざまな違いや個性を持った来場者たちが
笑顔で混ざり合う1日となりました。

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オープニングを飾ったのは、MERRY PROJECTの「笑顔の傘」。
ブラジル大使館の文化担当、ペドロ・ブランカンチ氏にも
ご参加いただき、ブラジル・日本・世界中の子どもたちの笑顔を咲かせ、
東京から、2016 RIOへのMERRYなメッセージを発信しました!

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暗闇のエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」からやって来た、
むらちゃんが扮するMC「ピックン」は、子どもたちにも大人気!
自身が選手としてアジアパラリンピック大会にも出場した、
パラ水泳に関するお話も交えながら「目を使わずに視る」ことや
障がい者の人とのコミュニケーションについて、みんなに教えてくれました。

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ケペル木村さんには、今年のオリンピック・パラリンピック
開催国であるブラジルの文化について教えていただき、
子どもたちも異文化に興味津々。

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世界的に活躍されている指揮者の山田和樹さんと、
山田さんが音楽監督を務める「東京混声合唱団」のみなさんには
ブラジル国歌をはじめアフリカ、日本の歌を歌っていただき
アカペラのハーモニーに乗って、世界を旅することが出来ました!

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そして、2020年からやってきた謎の5人組「daijobu隊」に
東京オリンピック・パラリンピックをみんなが笑顔で迎るための
ミッションを与えられた子どもたち。
2020年を「daijobu」にするために、私たちが今出来ることは何だろう?
まずは、紙芝居でパラリンピックについて勉強してみよう!

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パラリンピックについて教えてくださったのは、渋谷区のみなさん。
渋谷画劇団のお二人の、楽しいトークと迫力の演技に、子どもたちは大笑い!
クイズを交えながら「ウィルチェアラグビー」という、パラスポーツを知ることが出来ました。
ちなみに、紙芝居を読んでくれた女性・かみはるさんは、
足に痛みを抱えながらも、はじめは「自分は障がい者ではない!」という思いから
杖を使わずに過ごしていたそうです。
しかしある時から、足の病気のことを受け入れ
障がい隠さずに、自分だからこそ伝えられる紙芝居にしようと思ったとのこと。






ダイアログ・イン・ザ・ダークからやって来たピックンも、
自身が選手として活躍し、アジアパラ大会にも出場した
パラ水泳のルールなどを、子どもたちに教えてくれました。
パラ水泳では、選手達の条件を平等にするために
目の前が真っ暗になる特殊なゴーグルをかけるんです。
そんなお話に、子どもたちは前のめりで興味を持ってくれました!

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パラリンピック紙芝居を通して、2020年には様々な違いを持った人たちが
東京にやってくる事を知った子どもたち。
2020年が来た時に、どんな人とも、仲良くコミュニケーションが出来るように
オリンお兄さんから、魔法の言葉を教えてもらいました。
「daijobu」
あらゆる場面で、相手へのおもいやりを示し
コミュニケーションを円滑にしてくれるこの言葉。
相手の様子をうかがう、daijobu?
励ましの、daijobu!
誰かを助けるときの、daijobu?
断るときの、daijobu!
心配しているときの、daijobu?
など…さまざまなニュアンスで
あなたの思いやりを伝えてみよう!!!

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この言葉を使いながら、みんなで「アミーボ」に挑戦!
実はこれ、ロナウジーニョ選手が日本のために考えたボール遊びなんです!
コーチをしていただいたのは、ロナウジーニョ財団の
カザミンお兄さんこと、風見聡さんとコーチたち。
風見さんは、ブラジルでプロサッカー選手として活躍されていた経歴があり、
ロナウジーニョ選手とも大の仲良し!

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「アミーゴ(友達) × ボール = アミーボ」でdaijobu!
というコンセプトのもと、
会場で初めて出会った人とペアになり、
サッカーボールを使ったコミュニケーションを楽しみました。
ブラインドサッカーの寺西選手やピックンも、
飛び入り参加で子どもたちと仲良くなりました!
どんな違いを持った相手とでも、
すぐに仲良くなれる「アミーボ」を通して参加者たちの気持ちが
少しずつ混ざり合ってきています。

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参加者たちは、アミーボの体験で発見した
「daijobu」をカードに書き込み、みんなで壁に飾り付け!
失敗してもdaijobu!
みんなでいればdaijobu!
笑顔ならdaijobu!
協力すればdaijobu!
などなど、たくさんの思いやりのキーワードが
壁一面に広がりました。
素敵なdaijobuを書いてくれたおともだちには、
カザミンから、ロナウジーニョ選手のサイン入りビブスをプレゼント。
たくさん集まったアイデアを、今日からアクションにして
2020年の未来に笑顔を咲かせましょう!!

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スポーツの後は、ブラジルサンバのリズムで、みんなの心をひとつに!
ケペル木村さん率いる、トリオ・ボンヂマイスのブラジル音楽。
ケペルさんから、サンバのリズムを教えていただき、
参加者たちはペットボトルマラカスを使って
一緒に演奏にチャレンジしました!

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港区吹奏楽団のみなさんによる「宝島」の演奏も圧巻!
総勢25名の団員たちが、
ミスターサンバによる情熱的な指揮の下
大迫力のハーモニーで、
ブラジルの鼓動を感じさせてくれました。

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あっという間に、いよいよフィナーレ!
その前に、会場に集まっていただいた
個性豊かなメンバーたちに、ミニインタビューを実施。
ピックンのアテンドとして参加していただいた
ダイアログ・イン・ザ・ダークのスタッフ・井上あやねさんから、
暗闇のエンターテイメントについてご紹介いただくと
子どもたちは「楽しそう!」「行ってみたい!」と大興奮。
アースデイwithマイケルのメンバーである坂本さんには、
手話でお話をしていただき、
「daijobu!」の手話も教えて頂きました!

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様々な違いを持ったメンバーたちが
この日、この場所に集った意味を改めて感じながら
フィナーレの「ドレミでサンバ!」で大合唱。
最後は、会場の全員で笑顔の傘を開いて
みんなで一緒に、歌って踊って混ざり合って
「daijobu」な空間を創り上げました!!

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会場では、RIOオリンピック・パラリンピックを応援する
ハート型のメッセージバンドで創られたモニュメントや、
世界にひとつのメダルづくりワークショップなど、
常設のアートプログラムも開催。

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会場には、加計塚小学校・鳩森小学校などで
渋谷区のオリンピック・パラリンピック教育として実施した
メダルづくりワークショップの作品もずらりと展示!
小学校の先生方や、児童のみなさんにもお越しいただきました。
展示準備をお手伝いしてくれた
FAROのみなさん、港区吹奏楽団のみなさんも、ありがとうございます!

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第3部では、イベントに集まったゲストもキャストが
お互いの「daijobu」なアイデア・活動を
プレゼンテーションし合いました。




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普段はなかなか出会うことの出来ない人たちが
それぞれに今と未来を共有。
2020 MERRY TOKYO へ向かって
みんなでスタートを切りました!




本日のゲストとしてご協力いただいた、
各分野のスペシャリストたちにも
それぞれの「daijobu」なアイデアを考えて頂きました。






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渋谷区長・長谷部健さんは
「渋谷区の超福祉でdaijobu!」
車いすアイスホッケー銀メダリストの上原大祐選手は
「誰もが夢に向かっていける社会になったらdaijobu!」
日本ブラインドサッカー協会の寺西選手は
「協力でdaijobu!」
ロナウジーニョ財団の風見聡さんは
「daijobu × Amiboで daijobu!」
アースデイwithマイケルの、マイケルやもさんは
「愛があればdaijobu!」
ブラジル音楽ライターの、ケペル木村さんは
「サウージ・イ・スセッソ!daijobu!」
書道家の金澤翔子さんは
「元気で!!daijobu!」

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イベントを締め括っていただいたのは、
アースデイwithマイケルのみなさん!
ブラジル・日本という国境を越えて、
世界中がひとつになるように、という願いを込めて
歌とダンスのパフォーマンスをしていただきました。




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様々な違い・個性を持った人たちと出会い、気付き、
みんなでいっしょに笑顔になったこのイベント。
スポーツ・ミュージック・アート・カルチャーの力で
多様な人たちが、垣根を取り払って混ざり合ったこの1日は
誰もが笑顔で「daijobu」と言える未来の縮図です。
みなさま、MERRYな出会いと時間を、ありがとうございました!
MERRY TOKYO TO RIO!

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会場にお越しいただいたすべての皆さん、ありがとう!
ブラジル大使館のペドロさん、磯村さん、小笠原さん、ありがとう!
渋谷区オリパラ推進室の安蔵さん、田中さん、小島さん、ありがとう!
渋谷画劇団の皆さん、ありがとう!
渋谷区加計塚小学校の皆さん、子どもたち、ありがとう!
渋谷区立鳩森小学校の皆さん、子どもたち、ありがとう!
ダイアログ・イン・ザダークの、志村さん、むらちゃん、あやねさん、ありがとう!
ロナウジーニョ財団の風見さん、コーチ、ありがとう!
ケペル木村さん、トリオ・ボン・ヂマイスの皆さん、ありがとう!
港区吹奏楽団の宮内先生、皆さん、ありがとう!
山田和樹さん、東京混声合唱団の皆さん、ありがとう!
広尾学園合唱部の皆さん、ありがとう!
もんもちプロジェクトの皆さん、ありがとう!
アースデイwithマイケルの皆さん、ありがとう!
フリーウィルの柴山さん、ありがとう!
ビジネスパフォーマンスコーチの鳥谷さん、ありがとう!
FAROの大西さん、コーチ、子どもたち、ありがとう!
WORLD DREAMPICの上田さん、サトアイさん、飯塚さん、
中井さん、星野さん、木村さん、皆さん、ありがとう!
クラウドファンディングを通して、このイベントを支援していただいた
桑沢デザイン研究所同窓会さん、MARIさん、youtaさん、Mr.MERRYさん、
立古和智(株式会社フリッジ)さん、K.Mさん、michiさん、skyさん、smile39さん、
さやさん、だいちゃんさん、ありがとう!
このイベントを支援していただいた
日産自動車株式会社さま、アズビル株式会社さま、
フルッタフルッタさま、株式会社イマイさま、シモンセン株式会社さま、ありがとう!
当日のイベント写真は、後日、このページに更新予定ですので
どうぞお楽しみに!

