MERRY COLUMN メリーコラム

Vol.338 2010.12.16 THU

MERRY IN NARA

2010年12月5日、平城遷都1300年を迎える奈良市の平城宮跡第一次大極殿、
興福寺五重塔、東大寺二月堂、奈良公園浮見堂でMerry Umbrella Projectを行ないました。

日本の歴史のはじまりがある奈良から、日本の未来を笑顔で覆っていきたい。
日本の原点といえる奈良から、もう一度日本が原点から見直すことが
できるのではないかと思った。古都奈良から未来へ繫ぐ輪。
子どもたちの笑顔を通じて、希望や平和への願いを発信していき、
これからの奈良、日本、世界が元気になることを目的とした。

真っ青な空が広がり、1300年前の平城宮跡にやってきたようだった。
周りには何もなく、ただただ広い空間が広がっていた。

平城宮跡の中心となる建物『第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)』は、
2001年から総工費180億円をかけて復元されました。
その大きさは、 正面が約44m、側面が約20m、基壇も含めた高さが約27mという大きさで、
東大寺・大仏殿よりは小さいものの、正面の幅は朱雀門のほぼ2倍もあります。
平城宮跡は、ほとんど建物がないため見晴らしがよく、
どの位置からでも大極殿の姿が見えます。
意外と近く感じられるかもしれませんが、 朱雀門から 1.5km近く歩くことになります。
また、大極殿前の「前庭」の部分も広大です。
古くはこの広場で重要な儀式が行われていたそうです。
その広大な広場で、僕たちは1300年という日本の文化に面々と続いてきたことを
お祝いして感謝するように、笑顔の傘を開きました。

午後はならまちをメリーウォーク。みんな笑顔の傘に釘付け!
そのまま興福寺の五重塔へ行き、笑顔の傘を一斉に開くと、
またまた観光客の人達もパシャパシャと写真を撮ってくれた。

真っ赤に染まった紅葉の木々の中をメリーウォークをしながら、次はいよいよ奈良公園。
当日は奈良マラソンがあり、メリーウォークする隣では、多くの人がマラソンをしており、
多くの観光客で賑わっていた。公園の中に入っていくと、鹿・しか・シカだらけ!
笑顔の傘を見た観光客も笑顔になり、また鹿も笑顔の傘をさして
微笑んでいるようだった。

興福寺から東大寺、そしてこの奈良公園までメリーウォーク。
時には鹿にえさをあげて遊び、紅葉の中で笑顔の傘を開いたり、
また時には観光客と一緒に記念撮影をしたり....
とにかく長い距離をみんなで楽しくゆっくりと歩いた。
相当な距離を歩いたのに、みんなの顔には終始、笑顔が浮かんでいた。

次は東大寺の二月堂へ。ここは日本の国宝に指定されている。
奈良の早春の風物詩である「お水取り」の行事が行われる建物として知られる。
「お水取り」は正式には修二会(しゅにえ)といい、
8世紀から連綿と継続されている宗教行事である。
これは若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を
汲み上げる儀式が行われます。また、この行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)の道明かり
として、夜毎、大きな松明(たいまつ)に火がともされ、集まった人々をわかせるそうです。

しかし、二月堂は国宝にも関わらず、ガードマンが1人もいない!
24時間自由に入れてすごく開放的!中にも仏像がたくさんあるのに、 一度も事件もトラブルも
ないということに、何か不思議な力が働いているのかもしれないと思った。
そんな歴史を感じる二月堂の前で、1300年の歴史を感じながら笑顔の傘を一斉に開いた。

最後に奈良公園の中にある浮見堂へ。
浮見堂は鷺池に浮かぶ六角形のお堂。水面に写る姿がとても美しかった。
浮見堂にかかる橋に一列にずらりと並び
夕陽に照らされながら、一斉に笑顔の傘を開いた。
水面にも笑顔が写り込み、とてもきれいだった。

みんなとゆっくり話したり、日が暮れるまでゆっくりと傘を開いたりした。
自然と流れる時間の中で、笑顔の傘が咲き、笑顔がほころぶ。
奈良は京都に比べて時間がゆっくり流れていた。
現代の東京では、人がせかせかと忙しく生きているのに対して
奈良は1300年前のまま、人も鹿もゆっくりとした時間の中で生きていた。

今回は主旨に賛同した大学生50人、特にMERRY TRIPチームの代表である
京都のジャンヌダルク・宮川さんがが中心となりイベントを企画してくれました。
今回は、30年前の日本デザインセンター時代に一緒に仕事をしていた平野さん他、
JAGDA奈良のデザイナーの方たちなど、総勢70名の方が参加してくれました。
みんな「とても楽しかった!」と思い出に残ったようでした。

本当に皆さん、どうもありがとうございました。
次回は来年、2011年1月9日に神戸でアンブレラプロジェクトを行ないます。
10年前に撮影した麦わら帽子の女の子と再会します!
→MERRY IN KOBEのイベント情報はこちらから

MERRY IN NARA  2010.12.7

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