MERRY COLUMN メリーコラム

Vol.342 2011.02.16 WED

「世界の宝石」瀬戸内海。
島という自然豊かな「まち」の暮らしの中で四季の彩りを通じ、笑顔をつなぐ。
多島美を眺め、里山や森を訪れ、環境の恵みや生物多様性との「共生」の大切さを
明日の子どもたちに伝えるプロジェクト「MERRY ISLAND」。
日本誕生神話の淡路島、現代アートの直島、オリーブの小豆島、 
鬼が島伝説の女木島など、魅力溢れる島は瀬戸内の誇り。
島と島・人と人・文化と文化が笑顔でつながり、
世界とつながる持続可能な笑顔の瀬戸内づくりを提案します。
この素晴らしい瀬戸内を住民の方々の「地域愛」 に支えられながら、
「笑顔」と「環境」の二つのテーマで、笑顔になれる瀬戸内づくりを目指します。
そして今月2月5日から5日間、瀬戸内各所でオープニングイベントを開催しました。

瀬戸内海は穏やかで、平和でMERRYな場所でした。
昔、瀬戸内の活気と豊かさがこの日本列島を元気にしてことから
日本の宝とも言われていました。

しかし今、海はただの通路となって、島は閉ざされていき、
行き来も段々と減っていき、過疎と高齢化によって島の力は失われてしまった。
海が持っていた豊さとゆったりとした生活を再発見しようと
瀬戸内にメリーがやってきました。

メリーはそれぞれの瀬戸内に住む人と場所に
光を当てて、笑顔のコミュニケーションで人と人、海・山・空をつなぎます。

このメリーをきっかけに島の価値、素晴らしさを再発見してもらうために
直島、高松、上山棚田、小豆島、豊島、男木島、女木島をめぐり
瀬戸内をメリーにする旅をしました。

1日目。
直島では、赤カボチャの前で笑顔の傘を開き、
ギャラリー嶋屋とカフェコンニチワで笑顔の傘の展示を行ないました。

嶋屋では2月28日まで笑顔の傘を展示していますので
是非見に来て下さいね!

→詳細はMERRY NEWS「MERRY IN 直島終了!明日は高松!」へ

2日目。
香川県高松では港の海の周りを歩きながらの旅。
朝10時に高松港にある大巻伸嗣氏作品のカラフルな2本の柱「Liminal Air- core-」の前と
灯台の前で笑顔の傘を開き、スタート!

今年100周年を迎える「ことでん」こと琴平電鉄の車両をバックに
笑顔の傘を開き、笑顔でお祝いをしました。

その後は近くにある高松城を笑顔の城壁に変身させて
笑顔を高松城から発信しました。
やはり、これからの時代は武器を「笑顔」に変えて、
世界を守らなければいけません。

その後は四国一、人がにぎわう高松中央商店街へ。
アーケードの長さは2.7kmもあり、なんと日本一!
しかし、日曜日なのに人が少なく、不景気の影響か淋しい雰囲気。

そんな丸亀町商店街のドーム下で笑顔の傘を開きました。
ちょうどバレンタインの時期でもあり、ハート形のガーデンになっており、
笑顔の傘を開くとまさにメリーな空間になりました。
そして常盤町商店街までみんなでメリーウォーク!

→詳細はMERRY NEWS「2日目 MERRY IN 高松」へ

3日目。
岡山県美作市にある上山棚田へ。
弥生時代から続く、棚田農業文化により、
この一帯の棚田は千枚田と言われており、文化庁の重要文化財にも選ばれている。
しかし、荒廃が進み、山が衰退していき、棚田の形が消えつつある....

この棚田の再生に取り組んでいるのが
今回のMERRY at 上山棚田を主催してくれた
英田上山棚田団のかっちさん。
かっちさんをはじめ、多くの協力者の方々によって
この上山棚田を美しい風景に取り戻そうと活動している。

その棚田への希望を子どもたちの笑顔の傘に託して笑顔の傘が開いた。
ずらり、と並んだ笑顔によって一瞬にして棚田に笑顔の花が広がる。
また、棚田の近くでは木登り体験を通して様々なことを学ぶ「ツリーイング」という、
アウトドアレジャーもありました。
笑顔の傘を持って行なうメリーなツリーイングも実施!
このようにツリーイングは手を離しても、とっても安全な木登りなんです。
みなさんも是非体験してみてください。

そして、MERRYな棚田米のパッケージをかっちさんにプレゼンテーション。
田んぼの「田」をイメージしたデザインをとっても喜んでもらえました。

→詳細はMERRY NEWS「3日目 MERRY at 上山棚田」へ

4日目。
香川県小豆島。
昨日に引き続き、小豆島に広がる中山千枚田で笑顔の傘を開く。
同じ棚田というつながりを通じて、美作市からかっちさん達が駆け付けてくれました。
小豆島の美しい棚田にアートな「小豆島の家」がマッチしていて
とても不思議でファンタジーな空間だった。

この小豆島中山千枚田は、香川県で唯一、日本の棚田百選に選ばれており、
その美しい景観もさることながら、 日本の名水百選の湯船の水が耐えることなく
湧き出して田を潤している貴重な自然の産物である。
そこには古くから人と自然のコミュニケーションが育まれてきた。
単なる景観保護ではなく、この棚田を守ることは、
そうした人と自然の大切なつながりを守ることにもなる。
撮影にご協力頂いた自治会長の九野さんと、上山棚田団のかっちさんが意見交換
をし合う笑顔を見つめながら、日本全国の棚田をもっとMERRYにしたい、と思った。

次に向かったのは重要文化財にも認定されている農村歌舞伎場。
江戸から続く歌舞伎の藁葺き屋根の歌舞伎場の前で撮影を行った。
明治・大正の隆盛期を経て、現在もこの舞台で上演されているそうだ。

最後に江戸時代から続く創業150年のヤマロク醤油さんへ行き、笑顔の傘を開く。
五代目社長の山本さんも笑顔の傘を片手にニッコリ。
醤油蔵の中には150年以上も使い続けている大きな杉樽がたくさん。

小豆島では弥生時代から塩作りが盛んに行なわれていたこともあり、
昔から醤油製造や佃煮工場が伝統産業になっていました。

醤(ひしお)とは、塩を加えて発酵させた塩蔵品の総称のことで、
米や豆を発酵させた「穀醤」が醤油の原型をいわれています。
私たちは先人への感謝を込めて「醤の郷」(ひしおのさと)と呼んでいます。

質の良さで知られるこの「島塩」。
そして酵母の育成と熟成に適したあたたかな瀬戸内気候。
発達した海上交通によって運び込まれ肥前・肥後(九州)の大豆や小麦。
時間のかかる熟成をじっくり待てる心穏やかな島の人たち。
これらすべてが1つになって、小豆島の醤油は生まれました。

もっともっとこの瀬戸内の文化や産業を笑顔で色んな人に伝えたいと思います!

→詳細はMERRY NEWS「4日目 MERRY IN 小豆島」へ

最終日。
一つ目の島は豊島。
豊島は壮大な自然に囲まれている島。
広大に広がる棚田と瀬戸内海をバックに笑顔の傘を広げた。

2つ目の男木島の港はとってもアートな港。
港が「男木島の魂」というタイポグラフィーで出来た作品になっている。
光と影がきらめく中、笑顔の傘を広げて、今後の企画について打ち合わせた。
ここではメリー凧を空にあげようと大いに盛り上がった!

そして海上タクシーで3つ目の島、女木島へ。
鬼が島のモデルである女木島には鬼だけでなく、カモメやモアイまでいた!
島のあらゆるところに鬼がいて、とってもおちゃめでラブリーな島である。
女木島では「メリー鬼」の企画アイデアを今後展開する。
さっそく「メリー鬼」のロゴマークが完成しました。

→詳細はMERRY NEWS「最終日 MERRY IN 豊島・男木島・女木島」へ

そういえば美作市役所を訪問したとき、副市長さんより、
瀬戸内の漁協組合が上山で広葉樹の植林を始めているという話を聞きました。

良いカキは良い森から生まれる。
豊かな森には良い養土が出来、
大地から伝った栄養が川に入り、良いプランクトンが海へ行く。
そして魚貝類がそれを食べ、育つ。
すなわち、山と海はつながっている。

また、旅の途中、男木島のコミュニティセンター長の佐藤さんより
「この島で失われつつある凧を島民みんなで作って空に上げるイベントをする」という
話を聞いた。では、凧に笑顔を貼って空に上げたら、
みんなMERRYになるのではないか?と話すと女木島の観光協会長の川井さんも大賛成。
地元のみんなが作った凧が地元の人々と世界の笑顔で出来た凧を瀬戸内海で上げる。

そして、海と山をつなぎそこにメリー凧を上げ、空へ。そして世界へ。

今回の旅では多くのMERRYな人々に出会いました。
上山棚田のかっちさん、坂出のコンテキスターのフミメイさん....。
フミメイさんが1枚のコンセプトシートをつくってくれました。

また、プロジェクトのプロデューサーであり、
ずっと一緒に今回のプロジェクトを行なってくれた
香川県出身の丸尾さん(株式会社wawawa!! JAPAN)には感謝でいっぱいです。
MERRY ISLAND PROJECTはスタートをきったばかり。
これからも共に頑張りましょう!

まずはメリー凧でこれから21世紀の日本・世界をMERRYに変えていきます。

→詳細はMERRY NEWS「MERRY IN 直島終了!明日は高松!」へ
→詳細はMERRY NEWS「2日目 MERRY IN 高松」へ
→詳細はMERRY NEWS「3日目 MERRY at 上山棚田」へ
→詳細はMERRY NEWS「4日目 MERRY IN 小豆島」へ
→詳細はMERRY NEWS「最終日 MERRY IN 豊島・男木島・女木島」へ

MERRY ISLAND in KAGAWA 2011.2.5

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