笑顔が、こどもを、世界を育む。スタジオアリス×MERRY PROJECT



「子どもたちの笑顔」を共通のテーマに、スタジオアリスとMERRY PROJECTがコラボレーション!
スタジオアリスが展開する「みんなで子育てPROJECT」にて、笑顔の力で人と社会、世界をつなげてきたMERRY PROJECTの活動とともに、子供達の未来につながるSDGs教育絵本として誕生した「みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ」の特集ページが公開されました。
子どもたちの自然な笑顔を大切に写し、家族の今を未来へつなぐスタジオアリスの取り組みと、笑顔の力で人と社会、世界をつなげてきたMERRY PROJECT。
「笑顔をつうじて、子育てを、みんなで支え合う」というメッセージを、共に発信していきます。
<特集ページはこちら>
https://www.studio-alice.co.jp/minnade-kosodate/merry_SDGs/02.php
●笑顔が、こどもを、世界を育む。
毎日の子育ての中で、こどものふとした笑顔に癒されること、ありますよね。どんなに大泣きされても、部屋をおもちゃだらけにされても、ほほえむわが子を見ると疲れが吹き飛んで、こちらまで思わず笑みがこぼれます。笑顔には不思議な力があるのかもしれません。子育てを笑顔にするヒントはないでしょうか。今回は世界40か国を巡り、50,000人以上のこどもたちの笑顔とメッセージを集めてきたMERRY PROJECTの代表、水谷孝次さんに笑顔の力について話をうかがいました。愛知万博や大阪・関西万博など、世界的なイベントでも活動が注目される水谷さんは、国連が2030年までに達成を目指す国際社会の共通目標「SDGs」に、18番目の目標として「笑顔と幸福をすべての人の未来に」を提唱されています。

●世界に笑顔の輪を広げるMERRY PROJECT
MERRY PROJECTは「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに、アート・デザインの力でMERRY(楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)の輪を広げるコミュニケーションアートプロジェクト。「あなたにとってMERRYとは何ですか?」というシンプルな質問を世界中の人々に投げかけながら、笑顔とメッセージを集め、写真集や映像、展覧会などで発信しています。「SDGsの17の目標はもちろん大切です。ただ、その先に笑顔が生まれなければ意味はありません。SDGsの集大成として18番目『笑顔と幸福をすべての人の未来に』を訴えています。」そう語るのは代表の水谷孝次さん。もともとグラフィックデザイン・広告界で活躍し、国内・国際的な賞を数々受賞してきたアートディレクターでもあります。この活動をしている理由について水谷さんにお聞きすると「笑顔は誰もが理解できる『共通の言語』です。現在も世界には紛争や災害、貧困などが絶えません。でも笑顔は国籍や宗教、立場の違いを超えて人と人を一瞬でつなぎます。」世界各国のこどもたちの笑顔を傘にプリントした「MERRY UMBRELLA(笑顔の傘)」は、見ているだけでこどもたちに親しみを感じ、こちらまで顔がほころびます。どうして私たちは笑顔を見ると、心の距離がグッと近づき、自分まで笑顔になれるのでしょうか。

教育コンテンツとして、大阪・関西万博にて行われた読み聞かせムービーも、スタジオアリス公式サイトにて公開中!
世界40カ国でこどもたちの笑顔を撮影してきたMERRY PROJECTが贈るSDGs絵本「みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ」。
この絵本を通じて、こどもたちが楽しみながら学び、自ら未来を考える力を育むきっかけを届けます。
<公開ページはこちら>
https://www.studio-alice.co.jp/minnade-kosodate/


(左上から)MERRY at Laforet 2000/MERRY IN KOBE(神戸市震災復興プロジェクト) /MERRY EXPO(愛知万博・シンボルコンテンツ)/北京五輪開会式(芸術顧問参加)/インドネシア・バンダアチェ(スマトラ地震復興支援)/大阪・万博記念公園/渋谷・公園通り/ロンドン五輪・リージェントストリート/ニューヨーク・タイムズスクエア(9.11から10年)

●人は笑顔に生かされている。
「人は二足歩行になって手を使うようになり脳が大きく発達しました。その結果、誰かに助けてもらわなければ、生まれることさえできなくなったのです。そこで人は笑顔を本能として発達させ、人とつながることで今日まで生き抜いてきました」と水谷さんは語ります。人は小さく非力な存在ですが、笑顔を交わし協力しあうことで、獲物を捕らえ、作物を育て、今日の進化と繁栄の基礎を築いてきました。お互いの存在を認め合い、安心や信頼を育む社会性の根幹には笑顔があると言えそうです。水谷さんはその力を実感した幼少期の記憶を振り返ります。「父は戦争で耳を失い障害がありました。そんな父の耳代わりをして病院へ向かうバスの中、私は周囲の人の父への視線を感じたのです。こどもながらにピンチだと思いました。何かしなければ。そこで、私は笑いました。自分から満面の笑みで。すると周りの人たちも笑顔になり、空気が一変したのを今でも覚えています。」当時3歳だった水谷さんはその時「笑顔で世界を平和にする」と決意したのだそうです。その体験と想いが、世界中の人々を笑顔でつなぐMERRY PROJECTの原点となっています。

●笑顔の向こうにあるもの。
それにしても言葉さえ通じない国で初対面の水谷さんが突然カメラを向けて、どうしてこどもたちは眩しいほどの笑顔で迎えてくれるのでしょうか。「実はこの笑顔の写真には私が映っているんです」と水谷さん。日本語が通じず、「スマイル」と言っても伝わらない国がたくさんある中、初めて出会ったこどもたちがキラキラした表情で迎えてくれるのは、水谷さん自身が心を開いてこどもたちと向き合うから。「大人の笑顔でこどもは安心や信頼を学びます。『ここにいていいんだ』という自己肯定感を育むことができます。SDGsの17目標の先にある“真のゴール”は、こどもたちのそんな笑顔だと私は考えています。」環境や教育、平和や平等などの目標が実現された未来は、こどもたちの笑顔があって初めて意味があるのです。そうした未来を考えるきっかけになるようにと水谷さんが作成したのが絵本『みんながヒーロー SDGsとまほうのカギ』。次世代を担うこどもたちにSDGsを分かりやすく伝えるため、「鍵」と「キーワード」を使ってSDGsの扉を開いていく物語です。こどものころからみんながどうやったら笑顔になれるかを考え、地球を大切にする気持ちを育むきっかけを与えてくれます。
<絵本の 詳細・ご購入はこちら>
https://www.merryproject.com/all/0720_minnagahero/

●自分を中心に、家族と世界に笑顔の輪を。
水谷さんが大切にしている言葉に「和顔愛語(わがんあいご)」があります。これはブッダによる約2500年前のメッセージです。その意味は「何もなければ笑顔と優しい言葉を相手に与えてください。必ず笑顔と優しい言葉があなたにかえってきます」というもの。自分が笑えば、相手も笑ってくれる。これはMERRY PROJECTが発信してきたように初対面の人同士でも、友人や家族、親子でも一緒です。「楽しいこと、幸せなときは、笑顔を通じて巡り巡って自分にかえってきます。メリーゴーラウンドです」と水谷さんは笑います。確かに世の中にも、子育てにも困難は絶えず、笑えばすべてが解決するわけではないかもしれません。それでも、まず自分が笑う。最初は無理にでも笑う。すると、身近なところから変化が生まれます。こどもが変わり、家族が変わり、世界が変わっていきます。「笑うためには、完璧を求めすぎず、小さなできごとを一緒に楽しむことです」と水谷さんは笑顔の秘訣を語ります。「今日のご飯おいしいね」「一緒に食べられてうれしいね」といった日常会話や時間の共有が自然に笑顔を生み出します。家族や仲間と「ありがとう」を伝えあうことも大きな力になります。さらに「笑顔には、たくさんの健康効果が期待できます。」と水谷さんは語ります。笑顔でいることで、心身が整い、体全体の健康をサポートしてくれるのだそうです。子育てに笑顔を積極的に取り入れることで、家族の健やかな毎日につながるはずです。MERRY PROJECTでも提唱されているように、こどもたちの笑顔は、人を前向きにします。こどもたちの笑顔が、もっと広がれば、世の中はもっとよくなっていきます。今から、ここから、自分から、まず笑顔になってみる。それがこどもや家族を笑顔にし、すべての人が笑いあえる世界への一歩になるのです。スタジオアリスは「みんなで子育てPROJECT」を通じて、こどもたちの未来をこれからも応援していきます。

スタジオアリス×MERRY PROJECT
特集ページはこちら↓
https://www.studio-alice.co.jp/minnade-kosodate/merry_SDGs/02.php

