2016年4月14日以降
熊本県と大分県で相次いで発生した熊本地震。
多くの方々が、涙を流しました。

石垣がはがれ落ちてしまった熊本城。
城の周辺には現在も立ち入り禁止のフェンスが張られ、
震災の爪痕を物語っていました。

「熊本城に近づくのはこわい」

そんな気持ちを振り切って、
この日、この場所に集まってくれた人たちが居ました。

熊本市内で歌やダンスのレッスンに励む
「すみれミュージックアカデミー」の子どもたちと
塾長の徳光涼子先生です。

震災以降、大好きなレッスンも中断せざるを得ない時期もあったけれど、
夢を叶えられるMERRYな未来に向かって歩み出すため、
自分たちが笑顔を見せて、希望のメッセージを発信したい！という強い思いで、
今回のイベントにご参加いただくことが決まりました。

まずは、熊本っ子を代表して
すみれミュージックアカデミーのみなさんが
九州・東北・神戸の「笑顔の傘」を開いて
イベントのオープニングを飾りました！

MERRYな空気に誘われて、いよいよ幸せの黄色い鳥・ピッチーの登場！
熊本城・二の丸公園に広がる原っぱを飛び回り、舞い踊ります。
新長田の1.17「Merry in KOBE」のステージと同様、
黄色い羽根を配り歩きながら、集まったみなさんや
通りかかった一般客の方々にも、笑顔をプレゼント。

笑顔の合言葉は
「はーい にっこり！」

熊本のメリーちゃん・メリーくん、ピッチーたちを筆頭に
みんなで一緒に「にっこりダンス」を踊りました！

みんなでにっこりダンスを踊ったら、
その周りで見ていた皆さんとも一緒に
笑顔の傘を開きます！
熊本城を訪れていた人たちも巻き込んで
みんなで　はーい、にっこり！

最後は参加者全員で、MERRY WALKに出発！
二の丸公園からスタートし、加藤神社まで
笑顔の傘を開いてみんなでパレードをしました。

はーい にっこり♬
はーい にっこり♬

明るい子供たちの明るい歌声が
熊本城の周りに響き渡りました。

その様子を観ていた人たちも、思わずにっこり。
みんなの気持ちが、１歩ずつ明るい未来へと進んで行きます。

加藤神社まで歩いてくると、熊本城天守閣がすぐ間近まで迫っていました。
熊本城の石垣が崩れているのが見えます。

熊本の復興を願うため、みんなの笑顔の傘で、笑顔の城壁を作り、笑顔を発信。
再び、二の丸公園へ戻るため、みんなで笑顔の傘をさして、メリーウォーク。

二の丸公園に戻ると、
今度はこの場所で生まれた熊本の子どもたちの笑顔を、
より多くの人たちに伝えるために「笑顔の写真撮影会」も実施。
MERRY PROJECT代表アートディレクター・水谷孝次が
子どもたちの、笑顔を撮影しました。
これらの写真は今後、国内外のさまざまな場所で希望をメッセージするため
笑顔の傘をはじめとした、デザイン・アートへの展開を予定しています。

熊本城の修復には、600億以上の費用が必要だと言われており、
まだまだ笑顔を取り戻せない状況の方々が多くいらっしゃいます。
そんな現状の中でも「笑顔のチカラを信じよう」と感じられるひとときを
現地の方々と共につくることが出来ました。

今この記事を読んでいるあなたが
熊本からの「笑顔のバトン」をしっかりと受け取って
大切に育てて行くことが、笑顔の復興への第１歩となります。

それぞれの場所で、自分に出来る
笑顔の復興アクションを重ねましょう！

MERRY SMILE XMAS！！！

＜MERRY SMILE XMAS ＞
企画：特定非営利活動法人MERRY PROJECT
特別協賛：アズビル株式会社
協賛：MERRY SOCKS／株）青森商事／株）ウイックス／株）エムアンドエムソックス／株）モア

＜MERRY SMILE XMAS in KUMAMOTO＞
協力：スタジオTSUBASA／すみれミュージックアカデミー／カトリックさゆり園／
益城町馬水仮設団地のみなさん／一般社団法人シニアチャレンジッドメンタルビューティー協会earth of Peace  ＭＩＣＨＩＲＵ／志方弥公／大石康博／石井靖彦／聖パウロ女子修道会／
あらた歯科／熊本ダイビングサービスよかよか／