渋谷区の「超福祉」でdaijobu!
2016.11.20 11:12
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「超福祉の日常を体験しよう展」が
渋谷区の街中を舞台に開催されました。
このイベントでは、渋谷区の至るところに
様々なモビリティの体験ブースや展示が設置され、
訪れた多くの人々が、実際に触れて、体験しました。
MERRY PROJECTメンバーも、「超福祉」な世界を体験し
未来の福祉のあり方や考え方を共有しました!

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もし渋谷が 100 人の街だったら。
23.3 人は高齢者、
5.8 人は障害を抱えた人、
5.2 人は LGBT 、
3.9 人は未就学児童を連れた親、
2.5 人はベビーカーを押す親、
4.3 人は外国人です。
こうしたマイノリティたちの存在や福祉
そのものに対する「意識のバリア」を、
従来の福祉の枠を超えたアイデアやデザイン、
テクノロジーで超えていくことを目指して
様々な展示やトークセッション等のブースが渋谷に出現。
そこにあるのは、多様な個性がいきいきと混ざり合う
「ダイバーシティ&インクルージョン」な世界。
会場となった場所で目についたのは、いろんな形の乗り物たち。
見た目は車椅子。しかしその車椅子からは、なんと音楽が!?
私たちが普段目にしたことのある乗り物は
実はまったく違うアイデアが施されていました。
あるものは、音楽が鳴り、あるものは
ダンスやゲームをすることができたり・・・
車いすをはじめ、身体障害を持った方々の為の乗り物は
従来の「手を差し伸べる」福祉の概念を超えて、
誰もが楽しみ、コミュニケーションをとって
「混ざり合う」ための「超福祉」へと進化していました。

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渋谷駅前のハチ公広場では、
司会進行役のピープルデザイン研究所代表理事の須藤シンジ氏が
ヤマハ発動機株式会社の田中 聡一郎氏や、
2020年パラリンピック東京大会成功WTエキスパートチームで、
ご自身も車いすで生活されている、矢嶋 志穂(まろえもん)氏などの
ゲストを迎えたトークイベントが実施!
ダイバーシティな渋谷の街中で、超福祉について様々な視点から、
考え意見を出し合いました。
トーク会場となった渋谷ハチ公前にも、
見たこともない未来的な乗り物がありました!
一見何の変哲もない白い車椅子、
実はこの車椅子の車輪部分は、叩くと音がなり、
背もたれの部分に掲げられた白い帆からは、楽しい音楽が流れます。
見る人も、乗る人も、
それぞれの視点から楽しむことができる
未来の車椅子です。


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メイン会場のヒカリエでは、
シンポジウムや体験イベントの紹介が行われました。
従来の福祉の枠を超えた、幅広い分野のプレゼンテーターが登壇。
毎日違ったテーマで語り合い、ワークショップも開催!
今年のシンポジウムは、超福祉と
タイムアウト東京とのコラボレーションが実現。
「未来を垣間みる」をテーマに
ウェアラブルデバイス、LGBT、子育てなどの切り口から見た
未来についてのトークセッションには、
毎日様々な分野よりプレゼンターが登場し、
ワークショップやトークショーが行われました。
会場では『FUJITSU Software LiveTalk』の
音声認識技術と多言語翻訳技術を使い、
会話がリアルタイムで文字に変換、翻訳されるので、
聴覚障がい者や外国人でもトークイベントを楽しむことができました。
そして、このイベントの仕掛人である
ピープルデザイン研究所代表の須藤さんとも
来年のコラボレーションに向けて、お互いの思いを語り合いました。
daijobu PROJECTも、
来年度からは渋谷区の文化プログラム事業として
本格的にスタートします!
MERRY PROJECTが目指すのは
「笑」福祉。
笑顔のチカラで混ざり合う
人・社会・地球をみんなでつくりましょう!!!
みんなが笑顔で混ざり合う未来を作るために
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!

