メリープロジェクト

世界同時、笑顔の凧揚げ

あの日から2年。
仙台市若林区の河川敷で、
復興と慰霊の願いを込めて
被災した子どもたちの笑顔がプリントされた凧を揚げ、笑顔の傘を開いた。

今回の「世界同時、笑顔の凧揚げ」は
岩手、栃木、東京、千葉、神奈川、新潟、石川、愛知、
大阪、和歌山、兵庫、京都、滋賀、福岡。
国外ではアメリカ、イギリス、フランス、オランダ、パレスチナ、オーストラリア、
ニュージーランド、インド、中国などでも開催され、

日本、世界同時に復興を願って笑顔をテーマとした凧が揚げられた。

パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで11日、東日本大震災の犠牲者を追悼し、
被災者との連帯を表すたこ揚げが行われた。
約1,000人の子どもたちが一斉に手作りのたこを揚げた。
ガザは、イスラエルによる経済封鎖が続き、市民の生活は苦しい。
子どもたちを代表してあいさつした子は
「日々の困難な暮らしの中で悲しみと痛みを知る私たちは、
他人の痛みを感じることができるのです」
と話し、被災者の力になりたいと誓ったという。
ガザの子どもたちは2011年7月に1万2,350のたこを同時に揚げるギネス記録を打ち立てている。

笑顔の凧は希望の青空に舞い、世界が笑顔でつながった。

 

最大瞬間風速28メートルを記録する等、
吹き荒れた中、風にも負けず、嵐にも負けず、2度、3度とチャレンジした。

鶴の一声のメンバーも凧上げに参加し、
支援をしてくれた各国に向けて、
鶴の折り紙でつくった国旗と「愛」を各国の言葉で表現し、
感謝の気持ちをメッセージとして発信した。
鶴の一声についてはコチラ

そして笑顔の傘を開き、復興へのメッセージを発信。
この時間神戸で同時に笑顔の傘が開かれ、
神戸をはじめ、笑顔で世界とつながった。
神戸の様子はコチラ

「仙台凧の会」の会員の方々、
東北、京都他、全国から集まった親子、若者たちが心を一つにしてみんなで凧をあげ、
全世界と同じ想いでつながった。
この時、MERRY(
楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)を創造するプロセスこそ、
真のデザインであると思った。

世界中の未来への希望よ、永遠に。

<掲載情報>
朝日新聞「笑顔舞い上がる」

 

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