
思いをカタチに、つながるボランティア。
2013.03.20 21:23

愛知県名古屋市にある産業技術記念館にて、
第4回 Make a CHANGE Day の授賞式が開催。
全国の23団体が受賞。約200人が参加し、活動を紹介し合いました。
MERRY PROJECTは、今回 Make a CHANGE Day として5つのイベントを申請。
・MERRY SMILE ACTION タイ・アユタヤ←→宮城県・東松島市
・MERRY SMILE ACTION in 気仙沼
・MERRY FARMING 屋上農園
・MERRY FARMING at 土と平和の祭典
・MERRY IN KASHIWA
このなかの、東日本大震災復興支援プロジェクトである
「MERRY SMILE ACTION in タイ・アユタヤ⇔宮城県東松島 & 気仙沼」
が多くの方々に共感していただき、奨励賞を受賞。
→その他の受賞団体の情報は「Make a CHANGE Day」のウェブサイトをご覧下さい。
授賞式が始まるとオープニングセレモニーとして
愛知淑徳大学のチアリーディング部のダンスパフォーマンス。
みなさんの笑顔と元気のあるパフォーマンスで会場全体が一気にMERRYになりました。
さらに授賞式の後、受賞団体には活動を紹介するプレゼンテーションの時間が与えられました。
MERRY PROJECT 代表の水谷が、今回奨励賞をいただいた、
MERRY SMILE ACTION タイ・アユタヤと東松島の子どもたちについてスピーチしました。
会場に広がった笑顔の傘に、観客のみなさんも受賞者も目が釘付けになっていました。
そして今回、大賞を受賞したのは、クボタアグリサービスが行なった
「東日本大震災復興支援 農業復興プロジェクト」。
被災地である宮城県農業高校の学生がボランティアとなり、
新しい栽培技術を使い、津波により畑が流されてしまった人たちへ農業の復興支援活動。
このボランティアにより、農家の人たちにもう一度、
農業へのやる気を起こすきっかけとなったそうだ。
今回、特に光っていたのは、文部科学大臣賞に選ばれた「島っ子ガイド」。
三重県志摩の離島に住む子どもたちが、自分の好きな地域のこと、島外の方に知らせたいこと、
お客さんに伝えたいことなどを調べてまとめ、島内を5つのコースに分かれて、
お客さんを道案内しながらガイドするという活動。
4人の子どもたちが一生懸命にプレゼンテーションする姿がとても印象的でした。
もっともっと島の歴史を勉強し、知ることで、
自分たちが住む島をより好きになってもらいたいと思います。
これからの地域おこしには、子どもたちがかかせない存在になるはずです。
まさに、子どもたちの笑顔は未来への希望。
このような子どもたちによるボランティア活動が増えていってほしいと願います。
授賞式の最後に愛・地球博ボランティアセンターの理事長 榎田さんからお話がありました。
「ボランティアとは、思いをカタチにすること。
ボランティアとは、人に「ありがとう」と言ってもらえる活動のことである。
物質的な支援ではなく、心の支援になること、人と人がつながること、そして感謝されること。
そして、たとえ小さくても、短くても、継続し続けることが大事である。
このイベントをきっかけに、多くの人たちがボランティアに参加し、
一人ひとりの参加が社会を変える一歩につながることを願っています。
多くの人たちとつながり、ボランティアの輪を広げていきましょう」
また今年も同様に、第5回目の「Make a CHANGE Day」が開催予定ですので、
是非あなたも10月27日 全国一斉ボランティアに参加してみましょう!