
笑顔でカエル川内村
2013.10.08 23:22

豊かな自然に包まれた、福島県の川内村。
震災で起きた原発事故で一時全村避難をしていましたが、
昨年1月に復興に向けた「帰村宣言」が出されました。
住民2600人から500人になってしまったこの村を
もう一度“みんなが笑顔で帰る場所”にしたい!
そんな思いを、笑顔とデザインの力で形にするために
「笑顔でカエル川内村」プロジェクトがはじまりました!
川内村に「かえる」時間は楽しい!
川内村を「かえる」ことはワクワクする!
川内村を「かんがえる」のは自分たちだ!
川内村が「よみがえる」ための笑顔をつくろう!
未来に向かうMERRYな気持ちを呼び起こすシンボルは「カエル」。
プロジェクトの幕を開けるべく、村のみなさんが集まり
子どもたちを中心に、笑顔のアート皿ワークショップが行われました!
会場に入って来た子どもたちは、初めて目にする笑顔の傘に興味津々。
すぐに“笑顔のおうちづくり”がはじまり、傘で遊んで大はしゃぎ!
準備運動はバッチリの様子で、イベントがスタート。
まずは、水谷孝次よりMERRY PROJECTについてお話しました。
これまでの活動の映像や写真を見て、次々に質問をする子どもたち。
「この傘全部で何本あるの?」
「これ誰がつくったの?」
「世界中に傘があるの?」
今回のプロジェクトのコンセプトが映し出されると、
自ら元気な声で読み上げてくれました!
みんなのアート皿を集めてつくる、巨大なカエルのモニュメントの
完成予想図を眺め「すごい!これを作るの?」
と気合いが入ったところで、腹ごしらえ!
村の工場でLED水耕栽培された野菜と、豚汁、おにぎりをいただきました。
さて、いよいよお待ちかねのワークショプ!
家から持って来た材料を広げて、笑顔のアート皿づくり開始です。
村で一緒に過ごした友達、家族の笑顔や
村で笑顔になった思い出を思い浮かべて作られたアート皿は十人十色!
自由な発想で、身の周りのものを上手に利用していました。
この一枚一枚が巨大なカエルに貼付けられ、復興祭のシンボルとなる。
更に、来春再開する「かわうちの湯」のタイル壁となり村の宝物になる。
川内村の未来を想像しながら、目の前の紙皿に想いを込めます。
お父さんやお母さんも、いつの間にか熱中!
家族で互いの作品を見せ合ったり、
どうしようかと相談しながら作ったり、
お隣のテーブルから材料を分けてもらったり…
親子、家族、村民同士のコミュニケーションが自然と生まれていました。
完成した作品の発表会を終えると、
芝生の上で水谷による笑顔の撮影会。
撮影される子ども、順番を待つ子どもたち、それを見守る大人たち、
みんなの笑顔が連鎖して、MERRYな空気が生まれました!
次回はいよいよ、10月20日の「かわうち復興祭」!
村のみんなが作った笑顔のアート皿を使い、巨大なカエルをその場で完成させます。
果たしてどんなものが出来上がるのでしょうか!?
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