笑顔詩人 in 柏崎市

新潟日報2007年9月28日よりメリーニュースをご紹介します。

鹿児島の詩人、被災地に来訪

路上で詩を書きながら、日本一周を目指しバイクの旅を続けている鹿児島県の自称「笑顔詩人」牛飼勇太さん(25)が25日、中越沖地震で被害を受けた柏崎市を訪れた。被災した市民に温かな言葉をつづった詩を即興でプレゼントし、笑顔の輪を広げていた。

牛飼さんは元美容師。多くの人に出会い、詩を書こうと、ことし四月に鹿児島から「笑顔増やしの旅」を始めた。
これまで38都道府県を回り、書いた色紙は約2700枚に上る。
生まれ育った大阪で阪神大震災を経験しており、柏崎には「何かしたかった」と急きょ駆け付けた。

詩は即興で書き上げる。作品には常に、「笑」「喜」「楽」の文字をちりばめる。
「めちゃくちゃ喜べば、周りにいる人もうれしくなる。小さなことも笑って喜んで歩こう」といった具合だ。

柏崎市では、JR柏崎駅裏の路上で、高校生を中心に約20人に詩を書いた。牛飼さんは「出会った人が元気で、復興に向けて頑張ろうという雰囲気を感じた。柏崎の皆さんの笑顔を見られて安心した」と話した。

今後は日本海側を南下し、10月に大阪にゴールする予定。今回の旅の経験や詩をまとめた本を出版するのが目標という。

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