メリープロジェクト

緑の革命とMERRYな話

屋上で育てていた全国12品種の麦の中から
「農林10号」に焦点を当てたニュースを紹介します。

本日、東京農大の入江先生から教えていただいたのですが
この「農林10号」にはMERRYなエピソードがあったのです。
1940年代中期~1960年代にかけて
『緑の革命』という食糧を制するものは世界を制するという考えに基づき、
食糧戦略の一環として効率の高い農法の研究に着手した。
その推進役は後にこの緑の革命でノーベル平和賞を受賞することになる
ノーマン・ボーログ博士ら4人のアメリカの学者らであった。
研究開発はメキシコで始まった。
緑の革命は、まず小麦から始まった。メキシコの地で、
メキシコ政府とアメリカのロックフェラー財団が設立した
国際農業研究機関グループを母体とする研究機関
(1966年に国際トウモロコシ・小麦センターに改組)によって、
小麦の新品種が誕生した。
用いられた品種は、日本の品種で矮性の「農林10号」とメキ シコの在来品種で、
この二つを交配することで、草丈が低く、肥料によく反応する
小麦の高収量品種(メキシコ矮性品種)の開発に成功したとのこと。

「農林10号」は、背を低く、風で倒れる恐れを軽減したことで
収穫高を上げる新品種を作りました。
この麦は、日本→メキシコ→世界へと広がっていき
世界を食糧危機から救ったことで「ノーベル平和賞」を受賞した
とてもMERRYな麦なのでした。

ノーベル平和賞にリスペクトの気持ちを込めて
MERRY事務所の入り口を飾りました。
青々と伸びた「農林10号」がいつもよりも
凛と輝いて見えるのでした。。

→「緑の革命」の詳細はこちら

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