東松島の絶望から希望へ。

マイナス5℃、風も強く、田んぼには雪が残っている。
冬の東北の寒さは厳しい。東北は宮澤賢治の世界だ。

あれからもうすぐ一年。

震災から一ヶ月後。
初めて訪問したときは、みんな疲れており、絶望的であった。
今年の正月にもまだ先が見えなかった。
それから50日。海の見える造成地に新しい家が建つことが決まった。

仮設の女性たちは集会所でバッグ作りのワークショップ。
子ども達は外で笑顔いっぱいで遊んでいる。

仮設の方々にお正月に撮影した笑顔の写真をプレゼント!
津波で流され、写真が1枚もなかったので、みんな大変喜んでくれた。

少しずつ希望が見えてきた。





この日は東松島根古仮設住宅前の田んぼのあぜ道で、
近くの住民ら60人以上の方々が集合。
「みなさんの笑顔は未来への希望」という合図で一斉に傘を開き、
1キロ離れた鳴瀬川の堤防までMERRY WALK。

雪が残る田んぼの道をみんなで楽しく、希望に向かって、未来に向かって、
笑顔いっぱいに、ゆっくり歩き、そして笑顔の傘を開いた。
まるで黒澤の映画の1シーンのようだった。

絶望から希望へ。
まだまだ時間はかかるかもしれないが、
笑顔で一歩一歩、希望に向かって歩いていこう。



当日の様子はalterna×sにて掲載されました。

「東北を”笑顔の傘”で結ぶ!MERRY WALK in 陸前高田&東松島」

当日の様子は読売新聞にも掲載されました。

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