希望の輪を広げよう MERRYな五井平和賞

11月19日(土)銀座ブロッサムにて、五井平和財団フォーラム「希望の輪を広げる」が開催されました。「五井平和賞」は、教育、科学、文化、芸術などの分野から、地球と人類の未来に真の平和と調和をもたらす上で、顕著な功績があった個人や団体を顕彰している国際的な賞です。

第一部のフォーラムでは、2011年度の五井平和賞を受賞した、
ビル・ストリックランドさんの受賞記念講演「不可能を可能にする」や、
世界140の国と地域から寄せられた約7000通の応募作品から選ばれた「私を変えた体験」をテーマに実施した2011年度「国際ユース作文コンテスト」の発表、そして第二部では、ビル・ストリックランドさん、藤原和博さん、井上英之さん、ボブ・スティルガーさん、西園寺昌美さん、西園寺裕夫さんによる「未来をデザインする」というトークセッションが行なわれました。

ビルさんは、貧困問題に「芸術」で挑む、全米注目の社会起業家である。
落ちこぼれだった高校時代、先生にアートを通じて教えられた。
「奇跡は起こる。きみは自分の手で、奇跡を形づくることができる」。
陶芸への出会いを機に、アーティストとして貧困地域の少年たちのために19歳でアトリエを開く。
そのアトリエには、落ちこぼれの子どもたちや、貧しい人たち、前科者、酒やギャンブルに溺れてしまった人々、人生に失望し、尊厳さえなくしてしまったような人々……
数多くの人々の人生が、クリエイティブの力を通して元気になっていった。

陶芸のクリエイティブの力、まさに「アートで人を元気にする、笑顔にする」ということを、
スラムの街で、0からアクションを起こしてきた人。
アートの力は素晴らしい。まさに笑顔とアートが、平和の時代を創っていくということ。


フォーラムの最後には、「希望の輪を広げる」象徴として、笑顔の傘を開かれました。楽しい音楽のリズムにのせて、傘がゆらゆら揺れて、こちらまで笑顔になってしまうようなパフォーマンス。
受付ロビーには、世界中の子ども達の笑顔のパネル展も実施。
会場に訪れた世界中の大使たちがMERRYな笑顔とメッセージをみて、微笑んでいました。

フォーラムの後には、レセプションが開かれ、ビルさんをはじめ、井上先生や西園寺理事長など
多くの人々と笑顔についての談義をしました。
この世界中の子どもたちの笑顔のために、平和な時代を大人達が築いていかなくてはいけません。
これからも多くの人たちが平和のために様々な活動を行うことを願っています。

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