春一番がやって来た!

Vol.238 2008.02.27 WED

先週末に春一番も吹いて、日に日に春らしさの増す東京。この一ヶ月で、ぐんと暖かくなりました。昨日の夜は一時的にちょっと荒れましたが、もう春はすぐそこです。

1)MERRYのスイセン
今年に入ってからは、毎日スイセンの写真を撮り続けて、スイセンの写真を撮らないと仕事に身が入らない、なんだか気が静まらなくて、毎日30分ずつくらい写真を撮りながら2ヶ月くらいを過ごした冬でした。
一輪のスイセンの花を毎日撮り続けていくと、人の一生のようなものを見ることができて、ただのスイセンなんだけど、ただの人生なんだけど、ただの宇宙なんだけど、なんだけど・・・というくらい感じることがたくさんありました。青い空をバックにして撮っては空の青さを思ったり、六本木ヒルズと一緒に撮って、この街の再開発について考えたり、小さな鉢の中に生きる花のMERRYを考えてみたり。花も人間も、もっともっと自然の中で、大いなる気持ちで、大いなる自由で、羽ばたいて生きるのもいいのではないかとつくづく思いました。空は青くて大きいし、天まで届いてるから、そういうところで、みんな生きる、MERRYに生きる、地球人はみんなそうやって、もっと自然を謳歌して自由に生きることがMERRYではないか、と思ったわけです。

でもそれにしても、この花の枯れていく姿というのは、自分に照らし合わせると、それもまぁ美しいのかなと思わされました。花になるまでよりも、花が死んでいく、消えていくときのほうが美しいと思い、またそこに何かいろんなテーマがあるんだと感じ、老いていく花の美に感動しました。MERRYというのは、咲くことはもちろんMERRYだけれども、枯れていくのもMERRYなんですね。枯れていっているけれど、実はエネルギーを蓄えている。次の世代に残そう、つなげていこうとするところが、人間と重なる部分があって、いいなぁと思います。同じ生き物ですからね。親から子、子から孫へ。そういうことを普段の生活から、意識していいものを残していきたいものです。

植物といえば、「GREEN」をテーマにしたラジオ番組 FMヨコハマ DoCoMo presents『いつもふたりで・・・』に出演します。ラジオの放送日は、3 月8日(土)20:00-21:00、FMヨコハマ(84.7)いまだ何を話すか考えている最中ですが、いつものようにMERRYを語りますので、どうぞ聴いてみてくださいね。



2)仙台講演
昨日2月26日(火)は、仙台市にある日本デザイナー芸術学院仙台校で、デザインとMERRYについての講演を行ってきました。この間の愛知の大雪とは打って変わって仙台は意外とあったかくて、東北なのにもう春の兆しはかなりきていて、春っぽかったです。
先日の愛知産業大学につづいた今回の講演では、私もだいぶ講演慣れしてきて、時間配分も前回よりきちっとやったつもりですが、予定1時間半のところを2時間半、さらにMERRYの撮影で結局トータル3時間15分という長丁場にしてしまいました。それでも相当飛ばして、声がもう出なくなるくらい相当な気迫でやって、前日の徹夜も手伝って、終わった後にはがっくり疲れました。でも、教室に入りきれないくらいたくさんの人が聴きに来てくれて、しかもその長い時間の間みんな本当に聞き入ってくれて、とても喜んでくれたので、行って良かったなと思います。
もうじき3月、東北にも春が来ます。みんな就職する人、旅立ちの春という感じです。みんなそわそわして、就職していく人と、もう一年やる人とがなにかこう入り混じった春休み中の講演でした。帰りに伊藤豊雄さんの建築、せんだいメディアテークで写真新世紀展を見て、ちょっとプライベートな時間があってMERRYでした。

3)MERRY MESSAGE CD と DVD

共同通信社から配信されたMERRY MESSAGE CD と DVD の情報が、続々記事になって、岩手県、兵庫県、大分県など全国の新聞に掲載されています。



また、昨年のクリスマス全国の盲学校に寄贈したMERRY MESSAGE CDの感想も集まってきました 。今回は、福井県立盲学校の方からいただいた感想をご紹介します。

「CDを聴いた生徒たちに感想を聞きましたところ、特に日本のMERRYに興味を持った感想が多かったです。いくつか紹介させていただきますと、
『将来、何になりたいか、という話で、自分ととく似ている感想があり、嬉しかった』
『若い人だけではないので、驚いた』
『小さい子の夢が、可愛らしかった』
『幸せを感じるとき、という内容で、すごく分かると思うものがあった』
『幸せを感じるとき、青い空、白い雲を見たとき。という話は、自分もそうだと思った』
等々でした。
また外国のMERRYについては、「内容がちょっと分からなかったけれど、笑いながら言っているので、楽しい気持ちなのだろうな」という、話している人の雰囲気を感じ取った感想もありました。
世界各国の人たちの楽しい気持ちや、夢、希望などがつまったCDは、生徒達の関心が多く集まりました。自分のMERRYはどうかを、改めて考えた生徒もおりました。このような機会をいただくことができ、本当にありがとうございました。」(福井県立盲学校)

次回のMERRYコラムもお楽しみに!

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