ラジオ関西「ラジトピ」掲載!《Expo Legacy》平和をつなぐとは?被災地の希望とは?アートディレクター・水谷孝次さん
2026.04.13 14:15
ラジオ関西「ラジトピ」にて取材・掲載いただきました。
《Expo Legacy》平和をつなぐとは?被災地の希望とは?アートディレクター・水谷孝次さん
以下、記事から抜粋してご紹介します。
記事全文はこちらのリンクから

アートディレクター・水谷孝次さん。世界に住む子どもたちの笑顔をプリントした傘をアートとして表現する「MERRY PROJECT (メリー・プロジェクト)」 を主宰、東京・六本木にオフィスを構える。
このプロジェクトは、水谷さんが1999年に立ち上げた。これまでに世界各国の紛争地や被災地など35か国で、5万人以上の人々の笑顔とメッセージを取材してきた。
2005年には愛知万博(愛・地球博)のメインコンテンツとして「MERRY EXPO」を実施、2008年には北京オリンピック開会式の演出も手掛けた。
そして2025年、大阪・関西万博でも大々的にパフォーマンスを繰り広げた。開幕から1年経った今も、人々に与えた感動は語り継がれている。
阪神・淡路大震災から32年が過ぎた神戸の街でも、かつて「笑顔の傘」が披露された。

長年にわたる活動が評価され、 「東久邇宮記念賞」「東久邇宮文化褒賞」をダブル受賞した。髙松宮賞、秩父宮賞と並び称され、発明・文化・社会貢献などの分野で創造的な活動を行なった人に対して贈られる賞で、『大衆のノーベル賞』とされている。
水谷さんは1980~90年代、大手航空会社やファッション、食品メーカーのヒット商品の広告ポスターやパッケージ、 プロ野球チームのロゴマークなどのデザインを手がけ、日本の広告界になくてはならない存在だった。
そして今を見つめ、「世の中を、地球そのものをデザインする時代。みんなの笑顔をデザインしたい」と話す。そのきっかけは、世界各地で目にした子どもたちの笑顔だった。
大阪・関西万博開幕から1年、阪神・淡路大震災から31年。「子どもたちの笑顔は、未来への希望」とのテーマで、水谷さんに思いを聞いた。

大阪・関西万博が、昨年10月13日に幕を閉じて半年が過ぎました。開幕から1年。
大阪・関西万博が、単なるお祭りとして終わるのか、ここで生まれた笑顔や元気を未来へとつなぐレガシーとして残していけるのか。
子どもたちの笑顔には、今もなお、そしてこれからも続く“希望”があります。世界や社会には、今も、そしてこれから先も、様々な課題や問題が増えています。
それでも、笑顔を忘れずに立ち向かっていくこと。万博で生まれた無数の笑顔は、その大切さを私たちに教えてくれているように感じます。
大阪・関西万博の会場では、6月29日にイラン人俳優のサヘル・ローズさんを迎えて「MERRY EXPO」 、9月21日「MERRY PEACE DAY」を開催し、世界中の子どもたちの笑顔を発信しながら、笑顔になれるワークショップやインスタレーションなど、様々なパフォーマンスを展開してきました。
この「笑顔の傘」は、2008年 北京オリンピックの開会式・オープニングセレモニーで披露された、世界中の子どもたちの笑顔を集めた特別な傘です。これが2020年・東京オリンピック・パラリンピックへとつながり、さらに大阪・関西万博へ、時代と場所を超えて受け継がれてきました。
万博会場・夢洲は、まさに“地球”そのものであり、“世界”そのものでした。 こんなふうに、笑顔があふれる地球、笑顔があふれる世界になっていったら…心からそう願います。
子どもたちの笑顔は、未来への希望。 世界はひとつ、ひとつの夢。 それが「平和」です。

今、地球は、戦争やテロ、環境汚染や気候変動など先の見えない不安の中にあります。未来がどうなるかは、誰にも予測できません。
だからこそ今、笑顔で手を取り合い、協力し合いながら未来を創っていくことが必要です。子どもたちの笑顔を守ることは、未来そのものを守ること。
そして、子どもたちの笑顔には、
世界をひとつにする力があります。もし、武器や核の傘を「笑顔の傘」に変えることができたなら、
きっと平和は、現実のものになります。
すべてのアートとデザインは、平和のために存在する。
平和のファーストアクションは、「笑顔」です。
あなたが笑うとき、世界の誰かも笑う。
あなたが平和を願うとき、世界は平和へ向かう。
万博会場にあふれた笑顔と平和を、
10年後、50年後、100年後の未来へ――世界中へ広げて、繋いでいくこと。それこそが、大阪・関西万博の本当のレガシーです。
この万博が残した「いのち輝く未来社会のデザイン」とは、
世界の人々の“希望の笑顔”そのものです。
大阪・関西万博からさかのぼること30年、1995年1月17日。阪神・淡路大震災が発生しました。
「何か僕にできることはないだろうか」。私は、震災の教訓を忘れないために、震災の惨状を撮った写真をデザインして、B0(ビーゼロ※)サイズの3点シリーズポスターを作ったのです。
そして、東京都内の電鉄会社と交渉して、そのポスターを多くの東京の駅構内に貼ってもらった。それは、被災地と首都圏の“温度差”があまりにも大きかったから。さらに、チャリティーTシャツを販売し、収益金はすべて神戸の復興のために寄付しました。
阪神・淡路大震災をきっかけに、ソーシャルデザインをスタートし、震災4年後の1999年に私が代表となってMERRY PROJECT が生まれたのです。あれから31年、活動を継続しています。
愛知で生まれ、東京でクリエイティブに没頭する私ですが、神戸は私にとって、特別な場所です。
震災から7年後の2002年、「FIFA 日韓サッカーワールドカップ」が神戸で開催されるまで元気になり、「神戸21世紀・復興記念事業」として、「MERRY IN KOBE」を展開しました。

震災の時に多くの人が助けてくれた、その人たちに対する感謝の気持ちとして復興の象徴となる神戸市民の笑顔を、ひまわり畑で撮影し、それをポスターにして、神戸の街の多くの場所で展開しました。
今後も神戸の人々の心の復興を進める手助けをしていきたいのです。東日本大震災、能登半島地震の方々に向けても。
これからはどんなことがあっても、「スマイル」「笑い」を忘れないで、立ち向かっていくこと。希望を持って、未来へ向かって歩いていって欲しいと思います。
被災地支援、国際交流…そのすべてに“笑顔”がありました。これからも、誰もが、自分らしく、笑顔で生きられる平和な社会を目指し、笑顔いっぱいの地球にするためにも、社会貢献を続けていきます。

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ラジオ関西・ラジトピ
《Expo Legacy》平和をつなぐとは?被災地の希望とは?アートディレクター・水谷孝次さん
https://jocr.jp/raditopi/2026/04/13/674890/
これまでのラジオ関西「ラジトピ」掲載記事はこちら
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「イラン人俳優 サヘル・ローズさん「同じ地球人、何か共有できる」
大阪・関西万博、朗読劇で平和を語る」
https://www.merryproject.com/latestmedia/20250707_rajitopi/
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https://www.merryproject.com/activity/radio_kansai_0412/
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明石の海を守ろう! 「MERRY SDGs ACTION in AKASHI」
サステナブルな青い海と空、広がる笑顔いっぱいのパラソル
https://jocr.jp/raditopi/2022/09/30/456353/
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<ラジオ関西「ラジトピ」>
「千日前」で世界の子どもたちの笑顔が!華々しくパレード
PART-1
https://jocr.jp/raditopi/2022/07/19/442066/?detail-page=1
PART-2
https://jocr.jp/raditopi/2022/07/19/442066/?detail-page=2

