MERRY BANGLADESH in chittagong



バングラディッシュの子どもたちは、
バングラディッシュの今を表すかのような元気であふれている。
しかしその反面、この国の抱える貧困、民族、宗教…
混沌とした複雑な問題を抱え、必死に今という時を生きている。

毎日、食べて生きることがぎりぎりの生活のなかで
未来への希望をどのようにもつか。

バングラディッシュの子どもたちは、
そんなことを考えながら、必死に生きている様に見えた。

しかし、子ども達は「MERRY BANGLADESH!!!」と叫ぶ。
『ハショー!!!(笑って)』と投げかければ、
太陽の様に輝く笑顔をあふれさせる。

そこに子ども達の未来への希望を見た。

ダッカから次に訪れた街、『チッタゴン』でも、
たくさんの希望の笑顔に出会うことが出来た。

〈続きを読む〉から記事が続きます。



早朝、ダッカから国内航空線
「ビーマン・バングラディッシュ航空」でチッタゴンへ。

今回の、チッタゴンの孤児院・小学校でプレゼントする
支援のための駄菓子やソックスなど、
お土産を入れると100kgを越える荷物。
特に、国内線であるため、この重量オーバーはいつも大変。

空港では、MERRY Bangladeshの旗→笑顔の傘→英文のコンセプトブック
を荷物から出して説明をする…という毎回の儀式がある。

しかし、最後にはカウンターの中の人たちも、
一緒に傘を開いて、みんなで笑顔になり、
賛同をいただいて、重量オーバー分は
各航空会社によるCSR支援として、
いつも無料にしてもらった。

バングラデッシュは、社会貢献、寄付文化、協力し合いシェアする
コミュニティ文化が発達した国なのである。

そういえば、羽田から出発する時もカウンターで、
今回のコンセプトを説明したら、重量オーバー分は免除してもらい、
「素晴らしいです!がんばって来てください!」と
逆に励まされ、応援していただいた程だった。

さすがはバングラデッシュ。



ダッカから、所要時間約50分。
バングラデッシュ第2の都市・チッタゴンへ。
この国最大の貿易港でもある。

空港から車で2時間近く走り、アグラサーラ村へ向かう。
ここにボッシュさんの孤児院と学校が併設された施設がある。

この国の人口の約半分が、
国際貧困ライン(1日1.25ドル未満)以下で暮らしており、
また、地理的に毎年のように洪水に見舞われ
甚大な被害が発生するなど、
依然、弱い立場に置かれた人々への支援が必要だ。

グラミン銀行のムハマド・ユヌス氏は、
ここチッタゴンで生まれた。

グラミンとは、ベンガル語で“村落”の意味。
バングラディッシュで、農村の女性や、
貧困層の自立を目指すことに由来する名前です。
どんな人でも、融資を受ける権利があり、
それは基本的人権の1つだという。

そのための手法として
グラミン銀行の根幹を成す事業 マイクロクレジット。

既存の経済学の論理を覆す革命的な事業と評され、
今や世界60カ国以上に広がっている。

孤児院へ行くと、子どもたちが、花を持って出迎えてくれた。
お昼前に、コニーちゃん他、孤児院の子どもたちが食事の世話をしてくれる。
まずは孤児院を見学して、彼らを取材。

家計の収入が低いために、
満足な保健ケアや教育が受けられない。

健康維持に必要な知識や、
十分な食料を得られず、母子死亡率も未だに高いのが現状。

この孤児院の子どもたちは、
ここで生活し、教育を受けて成長していく。

また、この施設の中には
日本企業が作った縫製工場があり
ここに日本から材料が運ばれ、
幼稚園の制服や多くの服が作られています。
バングラディッシュ人は、すごく器用で、センスが良い。
人間の底力や繊細さは日本人にそっくりで、
とても良い製品に仕上がっていました。

バングラディッシュは、今や
世界のアパレル工場と言われるほどで
輸出高はトルコ、ベトナムを抜いて、世界第二位に躍り出ました。
今では世界の主要アパレルメーカーは
大量販売製品をバングラディッシュで生産していると言われています。
バングラディッシュにとってもこのアパレル産業は
国の経済を支える、重要な産業になっています。

このように、バングラディッシュの女性達がもっと活躍する場が増え、
未来の地球もこれからは女性が活躍する社会になることを願います。



夕方、16:00頃から小学校で
100人くらいの子どもたちを取材した。

みんな最高の笑顔だ!

夕食後、コニーちゃんたちが、みんなで歌を歌ってくれた。
夜は蚊が多いので、蚊帳を吊って寝る。

翌日は、オートリキシャで10分程の場所にある小学校へ。

10クラスある教室を、1クラスずつまわり、
「MERRY Bangladesh」の説明をして
「ハショー!」(ベンガル語で“笑って”の意味)と言う。

みんな、とってもMERRYだ!

ここでは、あまり広い空間が無かったため、
屋上の小さなスペースを使って、笑顔の撮影を実施。

午後は、孤児院の小学校で一番元気の良いクラスを訪れ、
「笑顔のアート皿づくり」ワークショップを行った。

この国では、絵や音楽といった授業がないせいか、
笑皿づくりワークショップは、大盛り上がり。
1クラス40人が一斉に作品を制作してくれた。

バングラデッシュの布や植物、シールなどを使って、
どんどん個性的な笑顔のデザインが出来上がっていく。

ワークショップの途中では
「はーい にっこり!」と「地球はメリーゴーラウンド」の
絵本の読み聞かせも行った。

さらに、「はーい にっこり!」の曲をBGMに流すと、
笑皿づくりも勢いを増して、スピードアップ!!


作品が出来上がった人から、笑顔の撮影。
すると、子どもたちが自ら
笑皿を校内の壁面に飾り付け始めた。

みんながその作業を手伝い、
クラス全員で笑顔笑顔のワークショップをつくりあげた。
最後には、みんなで笑顔のアート皿を持って、記念撮影!



その後は、MERRY CLEAN UP!
孤児院の子どもたちが、とても多く参加してくれた。

ここでは、ゴミ箱もなく
そこら中にゴミを捨てることが当たり前。
どこもゴミだらけだ。

この国の子どもたちが、
もっとMERRY CLEAN UPを日常的に実践し、
ゴミを拾うことを日常化させれば、
大人たちもゴミを捨てなくなり、
美しい街・国になるだろう。

今回のクリーンアップのおかげで、
ゴミがなくなり、美しくなり気持ちも良くなった!
きっと子ども達にもわかってもらえたに違いない。

バングラデッシュにとって
一番大切なワークショップは、
MERRY CLEAN UPかもしれない。

夕方、地元の新聞記者の取材を受ける。
今日の夕食は、MERRY PROJECTから孤児たちに
スペシャルな野菜とチキンカレーを支援提供した。

肉はめったに食べられない。
しかし、この日は思う存分、チキンを食べてもらった。

みんなとても喜んで食べてくれた。
まずは、男の子の孤児たちから。

皿いっぱいに山盛りのご飯を、何度もおかわりする。
その後で、女の子の孤児たちが、全員列に並んで食べる。

生きるために、ひたすら食べる子どもたちの姿は、
衝撃的で異様な風景にも見えた。

お礼として、孤児たちは
チッタゴンの歌を聴かせてくれた。


チッタゴン3日目。
バングラデッシュへ来て、初めての大雨。

ここチッタゴンの学校では、
10月1日に新学期の始業式が行われる。

始業式が始まる頃には、すっかり雨も上がり
太陽といつもの湿気でとても暑い。

この小学校の始業式に参加。
夜から朝にかけて、大雨が降ったこともあり、
屋上で式が行なわれ、笑顔の傘も一緒に開いて参加した。

その後は、女子短大へ行き、1人1人のMERRYメッセージをビデオ取材。
全員が、インタビューに応じてくれた。

午後は、歌と踊りのイベントを子ども達が披露してくれた。
バングラディッシュ独特のメロディと踊り。
子ども達は、各民族のアイデンティティを守るために、しっかり力強く踊っている。
とても上手だ!

屋上から集合写真を撮影。
みんなで笑顔の傘を開く!


そして、ここで御礼にひとりひとりに駄菓子を配布。
みんな、日本の駄菓子を喜んで食べていた。

屋上から集合写真を撮影。
みんなで笑顔の傘を開く!



その後、孤児院の近くにあるボッシュさんの生家を訪ねる。
この近くの子ども達と一緒にクリーンアップを実施。
どこの国の子ども達もクリーンアップが大好き!

「このボッシュさんの生家をMERRYハウスにしよう!」
「この旗を立てて、この一帯をMERRYランドにしよう!」
と全員の意見が一致した。

近い将来、ここが世界の貧困なき世界を目指す
MERRYな家、MERRYな場所となることを願う。

この国はコミュニティ文化が強い。
国や街が抱える問題を笑顔で協力し合い、
アイデアを出し合って、コミュニティで解決して欲しい。

「MERRYバングラディッシュ!」


MERRY IN BANGLADESH 
主催:MERRY PROJECT 
協賛:アズビル株式会社/日星電気株式会社
協力:
MERRY SOCKSDAGASHIを世界用語にする会/MERRY HUB/
特定非営利活動法人エコモンズ/株式会社 ind tech/come across


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