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MERRY NEWS 世界中からのメリーなニュース

2017.06.27

カトマンズ・大阪・東京 MERRYな同時中継

Posted at 14:00 | Reporter: メリープロジェクト





4月25日。ネパール地震からちょうど2年を迎えたこの日に、
ネパール・カトマンズと日本・大阪・東京を同時に繋げるイベントを開催。

その3か所でのレポートを
NPO法人 e-Education 吉川さん(カトマンズ)
中尾さん(大阪)
福本さん(東京)
に寄稿いただきました。

是非、ご覧ください。

NPO法人 e-Education とは?



〈ネパール/カトマンズ〉

2017年4月25日
ネパールで起きた大地震から2年。
今なお復興が進まないネパール。

震災直後はメディアでも大きく取り上げられ、
多くの人々が募金や支援活動に動いてくれました。
ただ、時間が経てばどうしても人々の記憶からは薄れていきます。
ただ、現地にとってはこれからが大変であり、
人々からの関心が薄れることは非常に寂しいものです。


私自身、小学校3年生のときに
阪神淡路大震災で被災した経験があります。

街や社会や人々の生活が元通りになるまでに、
10年以上かかるものだということを肌で感じました。
ネパール大地震は、東日本大震災と同じくらいの
死者数にのぼるとても大きな被害でした。

自分一人にできることは多くはありません。
でも自分ができるアクションをして、
ネパールのことを忘れないこと、
ネパールのためにできることをひとつずつ
積み重ねていくことは今後も必ずやっていこうと思っています。



4月25日、大阪、東京のネパールレストランにて、
ネパールのためにできることをしていこうという人々にも
多く集まって頂くことができました。

私自身はネパールにて、
震災から2年となる4月25日を迎えました。

遠い日本でも、ネパールのために
できることを考えようと集まってくれる人がいる、
これには多くのネパール人の友人が感動していて、感謝していました。
自分たちは一人じゃない、自分たちも頑張らないといけない、
そういう勇気とパワーをたくさんもらうことができました。





これからネパールをより良くしていくために、
やはり大切なのは観光です。
ネパールは安全ですし、多くの魅力がある国です。
今回、メリープロジェクトとしてネパールの
素敵な笑顔を世界中に発信できました。

ネパールに行ってみようかなと思う人が一人でも増え、
笑顔の輪が広がっていくと嬉しいです。

まだまだ、自分にできることは小さいですが、
多くの人と一緒に前に進み続けたいと思います。


NPO法人 e-Education 吉川雄介


<OSAKA>

2017年4月25日でネパール大地震から2年が経ちました。
開発においてたくさんの課題を抱える中で起こった大震災。
復興が進まない中でも、笑顔を絶やさないネパールの人々。
素朴でありのままの人間味を持つネパール人に親近感を抱き、
「この人たちのために何かしたい」と思わせられる人がたくさんいます。

私自身、約1年間の滞在でネパールに惚れ込んだ一人です。
ネパールを通して出会った仲間と共に、
帰国後もネパールのために何かできることはないかと考え、
4月25日にネパールに笑顔を届けるためにイベントを開催しました。

今年はMerry Project Nepalが現地で笑顔の傘を咲かせるということを聞き、
メリープロジェクトさんとコラボでイベントをやらせていただきました。

当日はネパールへ一度も行ったことがない方から
毎年ネパールに行って現地で活動している方や、
関西に住んでいるネパール人までもが駆けつけてくれ、
約25名が集まり大賑わいでした!

「日本でも笑顔の輪を広げ、ネパールへ届けよう」

イベントの会場となったのは大阪・天満駅にあるネパールレストラン。
天満駅に参加者が到着する度に、笑顔の傘が咲きました。





駅から会場までは、天満商店街を
笑顔の傘とともにメリーウォークをしました。

笑顔は傘だけにとどまらず、
歩いている私たちも笑顔になり、
行き交う人々も私たちに大きな笑顔を返してくれました。




ネパール大震災後にはたくさんの国からの支援が集まりました。
しかしネパールはアジア最貧国とも呼ばれ、
震災復興だけが国の抱える問題ではありません。

基本的なインフラも十分には整っておらず、
電気のない生活を強いられている人もたくさんいます。
しかし政府もこの震災を機に、インフラ設備の普及や、
復興にもつながる道路建設などに力を入れ始め、
少しずつではありますが前に進んでいます。


問題が山積みな中では「何もできない」
と思いがちですが、逆に考えれば
「何かやれば必ず誰かのためになる」
とネパールに来て感じました。

私たち一人一人には必ずできることがあります。




ネパールに笑顔とメリーを届けるために追悼イベントを現地で行っていた
メリープロジェクトの水谷さんとスカイプでつながることができました。

水谷さん自らが撮影した子ども達の笑顔の載った傘を手にしながら、
ネパールへの想いを聞けたことで、一言一言がより心に響きました。

参加者の中では、
「なんだか自然と笑顔になるこのメリーの力はなんだろう」
と言ってくれた方もいました。

最後に「これからネパールに行きたいと思った人!」と質問すると、
皆さん笑顔いっぱいで手をあげてくれました。



今回のイベントを通してネパールに興味を持った方が
増えたようで本当に嬉しいです。

現地へ行くことこそがネパールへの最大の支援になります。
またメリープロジェクトを含め、ネパール支援を行う人々と繋がれたことで、
より一層みんなで力を合わせてネパールのために、
今後もできることを最大限にやっていきたいと思いました。

「世界が笑顔で溢れますように。」

そう願い、活動するためにはまずは日本にいる私たちが笑顔でいることが大切です。
日本での笑顔がきっと世界の笑顔に繋がるのだな、と感じました。

そんなことに気づかせてくれたメリーさんには心から感謝しています。
これからもみんなでたくさんの人を巻き込んで世界をメリーな場所にしていきましょう!


e-Education 中尾知美





<TOKYO>

ネパール大地震から2年
2015年4月25日ネパールの首都カトマンズを大地震が襲いました。
レンガを積み上げただけの簡素な作りが多いネパールの住宅は
全壊した地域も多く、今も復興活動が行われています。

私がネパールに行ったのは2017年3月。
被害が著しく大きい地域には訪れませんでしたが、
それでも、トタン屋根の家や、全壊した学校の校舎を見ると、
被害の大きさと復興の遅れを感じました。

初めてネパールに訪れ、一週間だけの滞在でしたが、
その中でネパールの人の温かさ、無邪気な子供たちに出会い、
ネパールのことが大好きになりました。

ネパールを想う日本人が集結
そして 2017年4月25日、ネパール大震災から
2年が経った日にネパールのために何かできないかと思う人が、
東京のネパール料理屋さんに集まり食事をしました。

印象的だったのはネパールという国に多くの人が
それぞれのかかわり方をしているということです。
国際協力分野の人もいれば、ネパールを相手に貿易関係の仕事をしている人、
旅行で訪れてネパールが好きになった人、これからネパールを好きになりたい人など
ネパールという国と持つ接点はさまざまでした。





Merry Nepal Project
そして今回のメインイベント、Merry Nepal Project。
ネパール大地震の後、復興中のネパールに笑顔を届け、
復興中でもネパール中にはこんなに素敵な笑顔があるんだと
世界に発信するというプロジェクトです。

水谷さんが日本、アジア各国、ネパールで撮影なさった子供たちの笑顔。
北京オリンピックの開会式の演出でも使用されたこの笑顔の傘。
これを東京のネパールレストランにて参加者が一斉に開くと
笑顔の花がぱっと咲きました。

さらに、当日ネパールにいらっしゃった水谷さんと、
同日開催されていた大阪会場ともスカイプをつなぎ、
3 か所で同時に笑顔の花が咲きました。

不思議なもので、笑顔の花が咲くと全員笑顔になりました。
私がネパールに行って感じたネパールの魅力の一つは
子供たちの笑顔が本当にキラキラしているということです。

子供たちのキラキラした笑顔は誰にでもエネルギーを与えるもので、
私たちもそのエネルギーを受け取りました。

子どもたちの笑顔は、ネパールと日本だけでなく、
世界中の人をつなぐことができると思います。

困難を乗り越えるためだったり、元気だよ、遊びに来てね
というメッセージを持っていたり。
笑顔の傘を見ることで、忙しく余裕のない日々では忘れてしまう、
にっこり笑うことを思い出し、励まされるものです。

私は今回このイベントで、ネパールと素敵な笑顔を共有できたこと、
自分の周りにこんなにたくさんのネパールを好きな人がいるんだと
知れたことがとてもうれしかったです。
参加者全員が笑顔になって、
私も毎日笑顔で過ごそうと思える、そんな温かいイベントでした。


e-Education 福本朱理

2017.06.23

東北絆まつり・TANABATA に願いを込めて

Posted at 18:05 | Reporter: メリープロジェクト


一般社団法人七夕協会が展開している
「TANABATA」プロジェクト。
今回、宮城県仙台市にて実施された「東北絆まつり」に参加され、
MERRY PROJECTも笑顔の傘でコラボレーション。
参加者の皆さんに七夕を通して笑顔を届けることができました。

今回は、一般社団法人七夕協会の矢野さんに
ニュースレポートを寄稿いただきましたので、是非ご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東日本大震災から6年。

この祭りは、東日本大震災の犠牲となった多くの方の魂を弔い、
東北の復興の狼煙を上げるために2011年7月より毎年行われてきました。
宮崎県の仙台市で開催されたこの祭り。
日本だけでなく世界中から人が集まり、
来場者は452,000人となりました!

今回、MERRY PROJECTは東北の子供たちの笑顔の傘を開き、
七夕協会と熊本のちかけんともにブースを出展しました。


*東北絆まつりとは?
http://tohoku-kizunamatsuri.jp/purpose/

*七夕協会とは?
http://tanabata.org/

*ちかけんとは?
http://chikaken.com/





東北絆祭りは、2017年6月10・11日に、
東北を代表する6祭りが一挙に集まり、
絆をさらに熱くするというコンセプトのもと行われました!

*6祭りとは
・青森ねぶた祭り
・秋田竿燈祭り
・盛岡さんさ踊り
・山形花笠祭り
・仙台七夕まつり
・福島わらじ祭り




私たちはブースを2つ設けました!
一つ目のブースでは笑顔の傘を展示し、
来場者の短冊に夢を描くブース。

もう一つのブースでは
竹あかりワークショップを開きました!





また2つのブースの隣で、熊本県の竹あかり演出家、
ちかけんともコラボして世界に一つだけしかない
『星型七夕あかり』を制作しました♪

子供たちは夢を短冊に描き、
通りすがりの人たちも写真を撮ってしまうくらい
素敵なオブジェクトとなりました♪






メインステージから祭り展示広場の間にある通りには
MERRY PROJECTの笑顔の傘と竹灯籠を飾り、
歩くだけでハッピーな気分になる道になりました!

夢が多くて描ききれない子供や、
お父さんお母さんの似顔絵を描いている子供もいて、
見ていてとてもほっこりした気分になりました!




そして、お祭りに登場する戦国武将や
踊り子さんの方々もわざわざこのブースまでやってきて
短冊を描きに駆けつけてくれました♪

そしていよいよクライマックス。
太陽が落ち、お祭り全体が暗くなってきたころ、
ちかけんの作った竹あかりは本領を発揮します!
短冊に乗せられた子供たちの夢が、
竹あかりの光に照らされ、さらに幻想的なオブジェクトとなりました!

道行く人たちはみんな、写真撮影をしていました。




ブースに来ていただいた皆様、
東北絆祭りを開催してくださった皆様、
当日手伝いに来てくれた皆様、
MERRY PROJECTの皆様、
熊本から駆けつけてくれたちかけんの中村様、

MERRYな1日をありがとうございました!

一般社団法人七夕協会 矢野 豪邦




〈関連NEWSはこちら〉

MERRY × 七夕協会 @HAPPY DAY TOKYO 2017

2017.06.15

ケアハウスの子どもたちからのメリーメッセージ

Posted at 16:25 | Reporter: メリープロジェクト







ネパール地震から2年。
MERRY NEPALのプロジェクトでは、

未だに甚大な震災の爪痕を残すネパールの各地を巡り、
メッセージを取材を実施。

それらをアーカイブスした映像が完成しました!





今回メッセージを紹介するのは
ネパール/バクタプルにあるケアハウスの子どもたち。

「あなたにとってMERRY(楽しい・幸せ・夢など)とは何ですか?」

一人ひとりに投げかけた、このシンプルな問いの答えと、
彼らの笑顔をご覧ください。





ケアハウスでは、インタビューの他にも
さまざまなMERRYなアクションを実施しました!
是非、ご覧下さい!

→バクタプルの活動はこちら!
「バクタプルのケアハウス訪問、の笑顔に再会」


2017.06.08

ダイアログ inドイツ/暗闇ディナーと無音の世界

Posted at 11:35 | Reporter: メリープロジェクト




笑顔いっぱいの未来を創るためのヒントを求めて
MERRY PROJECTはこの春「MERRY IN GERMANY」の旅に出ました!

経済大国としてヨーロッパの発展をリードしながらも、
長い歴史の中で育まれた豊かな文化や環境を大切に守る国。
古くから、日本との関わりも深く、日本人と共通項が多いとも言われる
ドイツの人々は、どんな「MERRYのカギ」を持っているのでしょうか。

今回の「MERRY IN GERMANY」では、ドイツで発見した
MERRYの秘訣を数回に渡ってお届けします!

第1回は、ドイツ発祥・暗闇のエンターテイメント
「DIALOG IM DUNKELN/ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
で出会ったMERRYな体験について、ご覧ください。







やって来たのは、北部ドイツ。
ベルリンに次ぐ第2の都市「ハンブルク」です!

ヨーロッパ最大の港を誇るハンブルクは、
作曲家のブラームス生誕の地であり、ビートルズがデビューした街。
ミュージカルやオペラなどのエンターテインメントや
出版社・テレビ局なども集まる情報の発信地でもあります。

一方で、水と緑に恵まれた自然豊かな街でもあり、
世界遺産の倉庫街が建ち並ぶ美しい場所です。





ハンブルクに到着し、駅周辺の公園を散策していると
車いすや松葉杖を使う人たちが次から次へとやって来ました。
なぜだろう?と思い周囲を見渡すと
駅から公園に向かう道は非常に幅が広く、
長くゆるやかな坂道になっていました。

大きな階段の横にこじんまりとスロープが付随しているのが
日本の定番スタイルであるのに対し、
ゆったりとした坂道の脇に小さな階段がありました。

足で歩く人、松葉杖や車いすを使う人、スケボーや自転車に乗る人、
ペットの犬たちも…、みんなが一緒に歩ける道。
そこに、一部の人の為の特別な道はありませんでした。

そんな魅力的な街の風景を眺めて、
「DIALOG IM DUNKELN」の本拠地として
この街が選ばれた理由が少し分かったような気がしました。







ダイアログ・イン・ザ・ダークは、1988年に
ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケ氏の発案によって生まれた
暗闇のソーシャルエンターテインメントです。

これまで世界39カ国以上で開催され、800万人を超える人々が体験。
プログラムの、アテンド・ファシリテーターとして、視覚障がい者に活躍の場をつくり
何千人もの雇用を生んできたそうです。

日本でも、1999年11月の初開催以降、
現在は東京・外苑前の会場と、大阪「対話のある家」を中心に開催されており、
約19万人以上が体験している人気コンテンツ。

美しいレンガ造りの建物がずらりと並ぶ道の角に
その真っ赤な入り口はありました。




扉を開けると、鮮やかな色彩が心を躍らせる
エンターテインメントな空間が広がっていました!

視覚障がい・聴覚障がいといったキーワードから
なんだか少し敷居が高そう、という印象を受ける人も少なくはないと思います。


しかし、特に日本の社会ではまだまだ凝り固まっているであろう
それらのイメージを覆すかのような、明るく楽しい
晴々とした空気に包まれたエントランスルームが私たちを待っていたのです。

博物館?
テーマパーク?
ミュージアム?
はたまた夢の世界か…!?

扉を開けた参加者たちは、そのカラフルなおもてなしに
ワクワクしながら、軽やかな足取りで
はじめの「体験」に引き込まれて行きます。






プログラム開始までの時間を過ごすエントランスには、
何やら触れてみたくなる装置がたくさん。

「この人は何をしているのでしょう?」
その問いかけの下にあるイヤホンに耳を当てると

ジャーーーーーッ
ゴシゴシゴシ

など、いくつかの音が聞こえてきます。
イヤホンの上のパネルをめくると…
「歯磨きをしている」などの答えが出て来る仕掛け。

その他にも、丸い穴のあいた大きな箱に腕を入れて
中に設置されているものが何かを当てる装置や、
ボタンを押して出て来る香りを当てる装置、
マラカスの中に入っている石の数を当てる装置など、
ゲーム感覚で、五感を研ぎすませることができました。

子どもから大人まで楽しめるアイデアがいっぱいで、
ヒゲをたくわえたマッチョなおじさんも、
夢中になってダイアログの世界を体験していました。





今回参加してきたのは
「DIALOG IM STILLEN/ダイアログ・イン・サイレンス」と
「DINNER IN THE DARK – DER KLASSIKER /ディナー・イン・ザ・ダーク(クラシックバージョン)
の2種のプログラムです。

サイレンスで体験するのは、見えるけれど聞こえない空間での対話。
聴覚障がい者がアテンドとなり、言葉を使わずに様々な課題にチャレンジしました。
音を遮断するヘッドフォンをつけた私たちが使えるのは、
表情や身体の動き、手を使ったジェスチャーなど。

アテンドをしてくれた男性は、
表情も身振り手振りも、とにかく言葉以外の全ての表現を使って、
私たちに心の声を伝えてくれます。







全てのプログラムを終えた後、手話通訳者を介して
アテンドの男性と会話をした時のことです。

日本語の質問をドイツ語に訳し、更にそれを手話で訳してもらう私の
まどろっこしい様子を見て、思わず彼は笑い出しました。

「さっき(音の無い部屋で話していた時)の方が
よっぽど早くお互いの気持ちを伝え合うことが出来たよね!」

そう言われてハッとしました。
言葉を使わずにコミュニケーションをしていたとき、
私はジェスチャーや表情などを使って、
アテンドの彼に直接語りかけ、返事をもらって会話をしていたのに。
言葉を使った途端に、それが出来なくなったのです。

言葉って、言語って、話すって、聞くって
一体何なのだろう!?

相手と心を通わせる方法は、無限なのです。

しかし、私たちは様々な手段に恵まれるあまり
最善のコミュニケーションを選ぶことが出来ていないのかもしれません。
言葉を使わない、という制限を設けた世界で
そのことを強く実感しました。

100の言葉で語りかけるよりも、
たった1回、目を合わせてにっこりと微笑みかけるだけで
充分に伝わることがあるはずです。

「笑顔は世界共通のコミュニケーション」
というMERRY PROJECTのメッセージが、
音をなくした時間の中に詰まっていました。








続いて参加したプログラムは
「DINNER IN THE DARK – DER KLASSIKER /ディナー・イン・ザ・ダーク(クラシックバージョン)
真っ暗闇の中、レストランで食事をするという体験です。

ディナータイムの少し前になると、
ウェイティングルームに30名程の参加者が集まって来ました。
こちらは夫婦や友人、家族などで、大人の人が中心でした。

スタートの時間になるまで、
ウェルカムドリンクのシャンパンを片手に談笑。
まるでどこかのパーティーに行くかのような雰囲気です。

時間になると、アテンド役の視覚障がい者が登場し、
参加者を暗闇の世界に誘います。

1人1本、白杖を持って声を掛け合いながら暗闇を進み、
レストランの座席を目指します。
着席した参加者に振る舞われたのは、本当に普通の食事。
美味しいディナーがコースで次々と運ばれてきます。

ただ一つ、私たちにとって普通でなかったのは
「視覚を使わないこと」だけ。

お客さんも店員さんも目を使わずに視る、暗闇のレストラン。
ウェイターさんは全員、視覚障がい者です。

たったそれだけで、いつもと同じディナーでの
全ての行動が新しい体験へと生まれ変わりました。

イスはどこにあるの?
今運ばれてきたのは、どんなメニュー?
こぼさずに水を注ぐには?
グラスはどこに置いてある?
ウェイターさんはどこに居る?
このお皿にはまだ料理が残っている?

全ての情報から視覚が取り除かれ、
空気、香り、手触り、温度などを頼りに食事をします。

盲目のウェイターたちにとっては日常的な世界。
彼らは卒なく空いた皿を下げ、
当たり前のように、真っ暗な中でお札を数えて
暗闇の中で会計まで済ませてしまいました!

まさに、暗闇のエキスパートたちです。








MERRY PROJECTが、暗闇のエキスパートに出会ったのは昨年のこと。
日本版「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の皆さんと
イベントでご一緒した時のことでした。

外苑前のダイアログ会場で、暗闇体験に参加したとき
アテンド役として案内をしてくれた「むらちゃん」
という男性に出会い、イベントのMCを務めていただきました。

その時の新鮮な感覚が忘れられず
ダイアログの本拠地であるドイツに乗り込んだのでした。






「DIALOG IM DUNKELN」のロゴマークは、
赤と黄色を重ねて生まれたオレンジ色をベースに。

「DIALOG IM STILLEN」は、
青と黄色を重ねたみどり色をベースにした
カラフルなデザインになっています。

このデザインには、文化の違う人たちが混ざり合い、
新しい色を生み出すという意味が込められていると伺いました。

まさに、今回私たちが出会った人たちと過ごした時間は、
これまでに見たことの無かった美しい色をしていました。

サイレンスやディナー、そして遊び心満載のダイアログな空間
たくさんの経験をさせていただいた1日でしたが、
ひと言だけ、一番の感想を問われたならばこう答えます。

「楽しかった!」

視覚や聴覚の障がいについて、頭で理解することは
本やネットを通しても出来る学びですが、
ここで感じた「楽しかった」という気持ちは、
それらの学びを少なからず体得できた証なのではないでしょうか。

違う人と出会い、知らないことを知る。
それはこの上なく楽しいこと。

違いを持った人と交わることは、
難しいことのように思えるかもしれません。

しかし、どんな人に出会ったときでも、
共通のコミュニケーション方法を探して挑戦して
そこで生まれた対話の中から
自分と自分の共通点や、自分とは異なる点を発見して認めることで
相手との距離はグッと近くなります。

そのファーストアクションが「笑うこと」なのでしょう。
「DIALOG IM DUNKELN」のみなさんから、
素晴らしいMERRYのカギを教えていただきました!

日本でも、ダイアログ体験が出来ますので、
みなさんも是非参加してみてください。
→詳細はこちらをクリック!

2017.06.07

館長はクジラ、美しい砂浜美術館。

Posted at 12:55 | Reporter: メリープロジェクト









津波想定34mの町、高知県・黒潮町。

この町には美術館がなく、
美しい砂浜そのものが美術館です。

館長はくじら。
その名も「砂浜美術館」。

一面に広がる砂浜を舞台に開催された
「第29回Tシャツアート展」には、
1,131点のTシャツのひらひらと並び、
31,518人の方々が来場。

現地の皆様と共にイベントを盛り上げて、
素晴らしいMERRYな風景をつくることができました。



関連MERRY NEWSはこちら

「Tシャツアート展」詳細・入賞作品はこちら
砂浜美術館 公式サイト




今回のTシャツアート展では、
MERRY PROJECTの世界中の「笑顔の傘」が
砂浜美術館に咲きました。

それは、とてもMERRYな空間と時間。

現場でご参加・ご協力いただいたみなさま、
ありがとうございました。




また、Tシャツアート展の審査員として、
MERRY PROJECT代表・水谷孝次が参加し、
作品を選考させていただきました。
選んだのは4歳の女の子、佐坂 希海ちゃんの作品。

彼女のMERRY観が詰まった
素敵なイラストレーションの作品です!

このTシャツを着ることで、
みんなを笑顔にし、希望を与え、平和にする。

そんな秀逸なコミュニケーションアート。

これはクジラか?
人間か?
宇宙人か?

色んなものに見えてくる
ちょっと不思議な、楽しいイラストレーション。

人間も自然もみんな笑顔になれるような、
この作品を選びました。

「Tシャツアート展」入賞作品はこちら





砂浜を歩き回り、
100を越える候補の中から
1点1点を鑑賞して、
受賞作品を選びました。

「Tシャツアート展」入賞作品はこちら





青空にひらひらと舞うTシャツは、どれも力作ばかり。

「自然を愛し、自然と共に生きる。」
といったテーマの作品が多く感動しました。





自然とアートと人間と、
一体になりながら
MERRYな時間を共有できた事に感謝します。

アートとは、人々に希望と勇気を与え、笑顔にすること。
そして、人々とコミュニケーションすること。






そんなことを実感させてくれる作品に
たくさん出会えたTシャツアート展は、
みんなのMERRYと心を通わせる
素晴らしい機会となりました。




笑顔といっぱいの思い出を
ありがとうございます!


関連MERRY NEWSはこちら

「Tシャツアート展」詳細・入賞作品はこちら
砂浜美術館 公式サイト



高知新聞に、

5月3日より高知県・黒潮町 砂浜美術館にて開催した
「第29回Tシャツアート展」を掲載して頂きました。









その他掲載メディアはこちら


砂浜美術館 公式サイト

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2017.06.01

あった、私の笑顔!カブレ村に笑顔ポスター贈呈

Posted at 10:55 | Reporter: メリープロジェクト

MERRY NEPALの活動を一緒に行なった
NPO法人 e-Education の ネパール担当 大竹 浩貴さんに
カブレの村へ子どもたちの笑顔の写真を届けていただきました。
その時のレポートを寄稿いただきましたので、是非ご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2017年5月初旬、僕はe-Educationのプロジェクト校でもあり、
そして2017年3月に行われたMERRY NEPAL PROJECTの舞台となった
カブレ県サラムタリ郡にあるブメセカンダリースクールを訪れました。
首都カトマンズからはバスで6時間、周囲を山に囲まれ、
とても気持ちのいい風が吹き抜ける学校です。

道中のバスの中、僕はMERRY PROJECT代表 水谷孝次さんから託された
子ども達の写真を抱え、とてもワクワクしていました。

普段の村での生活ではなかなか触れることのできない、
自分の笑顔が大きくそして鮮やかにプリントされた写真を見て、
子ども達がどんな笑顔を見せてくれるのか、本当に楽しみだったんです。

ネパールに渡航後、この学校には初めての訪問だったこともあり
少しのドキドキも心に感じながら到着。
早速教室に向かいました。





少しもったいぶった僕は、写真をお披露目する前にまずは
MERRY NEPAL PROJECTのトレードマークが描かれた
ミニフラッグを子ども達に見せて聞いてみました。

「みんなー!このマーク覚えてる??」
すると、子ども達は次々に、

「はーい にっこり!」
「コウジサン!!」
「にっこりダンス!!!」

と水谷さんやそのほか前回のMERRY NEPAL PROJECTで仲良くなった
日本人の参加者の名前を叫びながら嬉しそうに答えてくれました。
何人かの子ども達からは、日本のお姉さんに教えてもらったという
にっこりダンスまで実際に披露してもらい、彼らの元気に圧倒。
その後、若干、収集のつかなくなりつつある教室でなんとか
本来の目的でもある写真のお披露目もしっかり行うことができました。





横に長く、彼らの笑顔がプリントされた写真ポスターが
校長先生によってパッと開かれた瞬間、
ミニフラッグを超える歓声が子ども達から上がりました。

弾けんばかりの笑顔。

集合写真もポスターも
自分や友達を探すことに必死です。

とっても嬉しそうに
「これ僕!」
「これ私!」
「これは友達の〇〇!」
と教えてくれました。

学期始まりということもあり、
出席生徒はちょっと少なめではあったのですが、そんな中でも
「今日は来てよかったね!special dayだ!」と言って喜ぶ子ども達。
教育支援をしている僕からすると
「いや、いつもちゃんと来いよ!」と少し思ったりもしたのですが、
それだけ嬉しかったということにしておき、
僕まで終始笑顔でお披露目会をすることが出来ました。

その後、写真ポスターは休んでいた生徒も
全学年の子ども達が見られるようにということで
図書室に掲示させていただきました。




「笑顔は世界共通のコミュニケーション」をテーマに掲げ、
活動を世界に広げるMERRY PROJECT。




今回の訪問では、笑顔の写真を中心にMERRYな空気が教室中に一気に広がり、
言葉の壁も初対面のドキドキも吹き飛ばされ、
一緒になって子ども達と写真を見ながら楽しんでいる自分に気づいた時、
改めてMERRY PROJECTの笑顔の持つパワーを強く実感することができました。




そして、彼らだけにとどまらず、
彼らの写真を見た世界中の人たちが
ネパールの笑顔によってMERRYな気持ちになり、
またネパールの魅力を感じ取ってもらえればと思っています。





今回、MERRY NEPAL PROJECTに関わらせていただき、
笑顔を届け、その輪を広げていく活動に関わらせていただけたことは、
僕自身にとっても一生ものの貴重な経験となりました。
これからもさらにこのMERRY PROJECTが
日本にとどまらず世界中の老若男女を巻き込み、
MERRYの輪を広げていくことをとても楽しみにしています!

ありがとうございました!

NPO法人 e-Education 
ネパール担当
大竹 浩貴


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